選手 Player

部員ブログ

2020.09.25
阿部隼稀
クスノキの番人

 こんにちは!今回のブログを担当する3年の阿部です!
 暑さも落ち着き、非常に過ごしやすい気温になってきましたね。しかし、季節の変わり目というのは体調を崩しやすいものです。より一層体調管理に気を使って過ごしましょう。

 さて、今回の題名でもあるクスノキの番人。これは私の好きな作家、東野圭吾さんの最新作のことです。涼しくなってきた夜に小説を読むことが、1日の楽しみの一つになってきました。
 あらすじは「その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語」というものです。ファンタジーが好きな方は是非読んでみてください。「読み終えた人が明日に希望を持てるように、と思いながら書きました」と東野さんがいうように、当たり前ですが1日1日を大切にしようと思わせてくれる作品でした。 

 「自分たちが食べたいと思ったものを、お客様に召し上がっていただく。つまり自分がして欲しいと思うことをお客様にしてさしあげる、それがサービスの基本だと改めて思い知ったのです。」これは、物語の鍵を握る主人公の叔母の千舟が、ある場面で自分の信念を語ったものです。
 『自分がして欲しいことを相手にしてあげる。』これって当たり前のことですがとても大切だと思います。サービスではなく日常生活にも置き換えることができます。当たり前のことというのは日が経つにつれ自分の中での優先順位が下がっていくものです。
 例えば挨拶。日が経つにつれ無下になっていませんか?挨拶したのに返してくれない嫌な先輩になっていませんか?マーカーの準備や片付け、他チームのボールを拾ってあげることだって同じです。
 「誰かがやってくれるから」ではなく、「誰かのために」こういった小さいことから見つめ直すことも必要なのではないでしょうか。そしてその小さな気遣いが北グランド全体に広がれば専修大学はもっといいチームになり、雰囲気や状況も好転すると確信しています。
 今はとても厳しい状況ですが、『自分がして欲しいことを相手にしてあげる』これを頭の片隅にでも入れて行動していただけると幸いです。
  
 さあ、今年も残すところ100日と少しです!悔いの残らないように全力で突っ走っていきましょう!
 最後まで読んでいただきありがとうございました!

PAGE TOP