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部員ブログ

2020.10.25
北川貴大
宅建試験感想

今回ブログを担当させて頂きます、2年の北川貴大です。

先日の10月18日に宅地建物士資格の本試験がありました。今年の6月頃から受講し始めて約4ヶ月でテストという比較的短期間で追い込むタイプのスケジュールでした。
この資格の合格率は15%で、手応えとしては良くはないけど、悪くはないという印象だったので12月2日の合格発表を楽しみに待ちたいと思います。

今回、受講理由は正直気まぐれです。
別にその資格が必要な訳ではなく、ただ取れたらこれから使えそうとかその程度です。
その理由にしては、高い受講料でしたが、得られたものは大きかったです。

甘えることができる環境にいると簡単に妥協してしまう私にとって、一律給付金が全て無くなるくらいの高い受講料を払い、週2回(1回2時間半)のサボれない環境を作り出したことで、頑張り続けることができました。やらなければいけない環境を自ら無理矢理作り出せば頑張れるということを確認することができたのはこれからに活かせると感じました。自分で追い込み続けて努力するのは正直きついです。一般的な人なら妥協してしまうと思います。そこで、やらなければならないという環境を自らどのように作り出すかを工夫することは大切になると思いました。

宅建試験は、民法、宅建業法、法令上の制限、その他関連知識の4つの知識が問われます。その中で私が1番苦労したのは民法でした。正直、それ以外の3つはいかに暗記勉強頑張れるかなので努力次第でどうにかなります。けれど、民法はその努力にプラスで、自分なりの解釈が必要になります。
民法は登場人物が多く、状況把握が必要になります。
そして、状況把握をした後に必要になるのが、原則と判例の知識の使い分けです。
これがなによりも難しかったです。
原則という、いわゆる基礎知識に対して、判例という例外が存在する、どちらが重要とかはなくどちらも同じくらい重要です。
よく、基礎があるのは当たり前で、それにプラスアルファで何ができるか。みたいなことを色んな人が言います。それは違って、基礎もここでいうプラスアルファもどちらも当たり前に持っていなければならない知識、能力なのです。
今回はそれをこのテストを通して実感することができました。

資格勉強をしたことで、法律の知識以外に自分自身の努力できる形と努力すべき範囲についても学ぶことができました。
これは、宅建試験のみに適応することではなく他のことにも必ず適応します。 
気まぐれから得られたものは大きく、おもしろい経験ができたので、もう1度、一律給付してくれないか、なんて思ったりしてます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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