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部員ブログ

2020.12.11
名倉圭一郎
ありがとうございました。

こんにちは。

今回最後のブログを担当させて頂く4年の名倉圭一郎です。
サッカーを始めて15年経ちますが、今まで僕のサッカー人生に関わって下さった皆様にこの場を借りて感謝の想いを伝えたいと思います。

まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止、治療にご尽力している方々に深く御礼を申し上げます。そして、このコロナ禍で公式戦を行うにあたり、グラウンドの提供や運営等の様々な裏方での仕事を率先して取り組んでいる学連やサッカー協会の皆様、大学サッカーに関わる全ての人に改めて心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

次に、トレーナーの「上田さん」
僕は高校時代に肩関節脱臼で手術、前十字靭帯断裂で2度手術をした。専修大学サッカー部に入部したときも前十字靭帯の手術後でこれから復帰に向けてリハビリを行なっていく状態で大学サッカーの幕が開けた。
そして入部すると、源平さんから当時チームトレーナーを担当していた上田さんを紹介してもらい、上田さんが開設しているジムに通うことになった。ここでのリハビリトレーニングが本当にきつかった。でも自分の膝がどんどん良くなっている気がして、また再びサッカーができるようになる気がして気付いたら週に4、5回も通っていた。空きコマですら稲田堤までこうへいと通って、1時間先輩の愚痴を言いながらトレーニングして楽しかったなあ。
上田さん、僕のボロボロの膝を治してくれて本当にありがとうございました。

次に、「同期」
この出会いは何にも変え難いものです。特にBチームのみんなは入学当初からずっと一緒にサッカーをしてきて、今では物凄く居心地が良いです。最初は関西から関東に出てきて友達できるかなと思っていたけど、みんな気さくな奴が多くて良かったです。明日の試合が終わるまで、全力で楽しみたいと思います。
Bチームのみんなありがとう。

そして、「源平さん」
過去に僕の出身校のOBの方々が専修サッカー部で色々と問題を起こしていたのにも関わらず、サッカー部に入れて下さり、ありがとうございます。
また、今年は新型コロナウイルスの影響で関東リーグさえ行うか分からない中、インディペンデンスリーグを開催して頂き、本当にありがとうございます。スポーツ界でも、沢山の人々が思うようにプレーできていない中、僕達はサッカーができて幸せ者です。
ありがとうございました。

最後に、「家族」
僕は、お父さんとお母さんに謝らないといけないことがある。
高校3年の全国選手権大会前に前十字靭帯を断裂した時、お父さんから
「丈夫な身体に産んであげれんくてごめん」
と言われた。
この時、生まれて初めてお父さんの涙を見た。僕は何も返す言葉がなく、自分が情けなくて情けなくて仕方がなかった。

振り返るとサッカーを始めてから家族の時間すべてが自分中心のモノとなっていた。
僕のサッカー人生を考えての引っ越しだったり、
サッカーなんてしたことなかったのに僕に教えれるようになるためにコーチをしたり、
どんなに遅く帰っても一番風呂を優先させてくれたり、
共働きで大変やのに栄養を考えたご飯作ってくれたり、
毎日のように送り迎えしてくれたり、
どれだけ僕のことを応援してくれていたか、あの涙を見るまで分からなかった。
それなのにまともにプレーする姿も見せれんくてごめん。

ただ、、、
膝の靭帯何回切っても、
肩何回外れても
サッカーができるような身体に産んでくれてありがとう。
これから違う形になると思うけど、少しずつ恩返ししていきます。

拙い文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございます。現在も新型コロナウイルスの感染が拡大しており、自由にやりたいことができる世の中ではありませんが、サッカーが持つ素晴らしい力で元気や勇気を届けられるよう日々精進していきますので、引き続き、専修大学体育会サッカー部への温かいご支援のほど、よろしくお願い致します。

名倉 圭一郎

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