今回大学最後のブログを担当させていただく4年の岡井郁也です。
17年間続けてきたサッカー人生が終了しました。
ここまで私の事を応援し、サッカーを続けさせてくれた両親本当にありがとう。
そんな両親に一つ謝りたいことがあります。
小学生、中学生、高校生、大学生全てにおいて結果を出すことができずにごめん。
これから恩返ししていくから待っといて下さい!!
では、本題に入ります。
私がなぜ、オフェンスよりディフェンスが好きだったのか。
それは人一倍気持ちの篭った「感謝」をされるからだ。
17年間私はディフェンスラインで身を置き、サッカーに向き合ってきた。
相手の選手にキーパーとほぼ一対一の状況を作られた時、私の位置はスライディングをして相手のシュートモーションの時にボールに足が届くか届かないかぐらいだった。
その時私は「ゴールを守りたい」という考えしかなく、ファールのことなど考えずにスライディングをしていた。
見事スライディングは成功し、決定機を阻止することができた。
その後チームのみんなが「ナイス!」「ありがとう!」という声をかけられ、相手の決定機を阻止出来たことよりも感謝される言葉をかけられる方が何よりも嬉しかった。
オフェンスはセットプレーや試合の流れで得点を取ることは確かにすごく嬉しいし、数字として表れて何より目立つ。チーム全員から祝福され注目を浴びる。
ですが、私はそれより何気ないカバーリング、サイド際の一対一(ディフェンス)、ピンチでどうしようもない時に防ぐディフェンスが一番気持ちがいいしチームを救えたという感情が出てくる。身体を張ってのシュートブロックや決定機阻止をした時は「態度で示せた」、「背中で見せれた」と感じられせる。
だから、目立つ格好良いオフェンスより泥臭く渋いディフェンスの方が好きだ。
ディフェンスが唯一数字として目立ってしまうのは失点の時だ。悪目立ちだが、そこがある意味いいのかもしれない。
自分の成長過程の1つになるからだ。
一瞬の気の緩み、一瞬の判断ミスから来る絶大的な責任感を味わうことになる。
この経験から最後の一歩を出すことができたり、最後身体を投げ出せて守り切ることができるようになることが分かった。
良いプレイは結果として数字で出るわけでなく、目立たないが身体を投げ出してでも守りたい。
どんなに泥臭くても最後の最後まで相手の攻撃を阻止したい。ここで踏ん張れば何かが変わる。
いつしか私は1番気持ちの篭った「感謝」をされたいからディフェンスをしていたのかもしれない。
この快感は今後味わうことはないだろう。
練習や試合で悔しい時や苛立ちの感情が芽生える時もあるが、たった1つの感謝で心が穏やかになる。
サッカーというスポーツは感謝に溢れたすごく刺激的なスポーツだ。
このサッカー尽くしの人生で大学の4年間が1番濃い時間を過ごした。
初めは周りのレベルが高く、ついていくことにやっとだったため何度も辞めとうと思い親に相談することもあった。
なんでこんな朝早くに起きて気分が乗らないまま練習しないといけないのだろうか。サッカーが好きという気持ちはあった私はそう思いながらも練習にいった。その後は授業を受けるため神田キャンパスまで学校に行くという機械的な生活をしていました。
ですが、ある日たまたまサッカーの調子が良く、当時1年生だった私に4年生のキーパーの先輩から「お前はめっちゃ頑張れる力を持ってる。お前は俺のお気にだ。自信持ってやれ。」と言われ消えかけてた蝋燭に火をつけてくれた。その先輩はどのカテゴリーのキーパーに入っても全力でサッカーに対して前向きだった。私に言葉で伝えてくれたがサッカーに対する姿勢でも私に伝えてくれてくれた。
その節は本当にありがとうございました!
そこからは「辞めたい」と言う気持ちは一切なくなり「どこまで自分はやれるのか」に変わった。
今思うと私は周りの人に恵まれている。
この時、私はサッカーというスポーツは感謝し合うとても熱いスポーツだという事を実感した。
そして、Bのみんなには本当にお世話になりました。
特に同期のみんなとサッカーができて本当に楽しかった!感謝してます!
練習が終わってもグラウンドで話している時間もとても楽しかったし仲良いなって感じました。
その中でもびっくりしたのが、4年間カテゴリーが変わる度に一緒だったヒデの存在です。上がる時も落ちる時も常に一緒だったヒデ。正直、ヒデが居たから頑張れた私も居ました。本当に一緒に高め合えて良かったです。いつの間にかニコイチになってたのは驚きました。
ヒデと4年間競い合えて楽しかったよ。ありがとうな!
まだ引退したくないけど、本当にBの4年生とサッカーできて良かった。みんなありがとう。
そんなみんなと社会人になっても会いたいから、必ずみんなで会おう!!大夢企画宜しく!!
今年チャンピオンシップにいけなかった事は悔しいけど、最後の引退試合で最高の勝ち方をし、チーム一丸となった感じはこの先感じることはないだろう。それだけみんなで一つの目標に向かってやってきた事がわかりました。
後輩達も4年生についてきてくれてありがとう。
そして来年はチャンピオンシップに必ず行ってください。
最後に親友まさへ。
こんな自分と仲良くなってくれてありがとう。
カテゴリーが違うのにいつの間にかめっちゃ仲良くなってたな笑
サッカーではもちろんやけど、プライベートでもすぐ買い物行ったり映画行ったりでめっちゃ楽しかったよ!栃木の夜景は急すぎやし遠かったし、めっちゃ疲れたな。。次は計画ちゃんと立ててから行こ笑
就職先一緒が良かったけど、社会人になってもご飯行ったり旅行いったりするから計画は任せたぞ!
4年間のちょっとでも一緒のカテゴリーでサッカーできて良かった!本当ありがとうな!そしてこれからも宜しくお願いします。
4年間、周りの人に恵まれて本当に楽しかったです!!
本当にここまでサッカーを続けさせてくれた両親ありがとうございました。
岡井郁也