2022.05.16
吉川秀斗
筋力トレーニング
アップでマーカーを頭上に乗せて、
大事な公式戦前には必ず古武術を習って、
1ヶ月間裸足で練習をして、
夏休みの半分以上は練習がなくて。
私は変な高校にいた。
高校時代どんな練習をしていたか。思い浮かぶのは、、ミニゲーム、、?かな、、
専修大松戸はサッカーじゃない。サーカスだ。
とよく言われる。
そう言われても心のどこかで
「俺は専松なんだ」っていうプライドがあって。
他のチーム、プレイヤーと似ようと思わないし、似る必要もないと思っていて。
アップで走ったりするより、脱力するのに注力したくて。
練習のない日は自主練習をするより美術館に行った方が良いと思っていて。
スケジュールを埋めるよりも、余白を作りたくて。
そんなことをしていると、人生が豊かになった。
「選手はアーティストだから」
私の恩師である野村先生がおっしゃっていた言葉で、美的な表現だと感じた。
選手は駒でも犬でもなくアーティストであって、
忙しく、力んでいる画家に創造的な良い絵は描けないのと同じなのだろう。
文登も言ってたけど、非論理的に考える必要があるサッカーや人生において、力みとか量とか気合いとか、、
って必要ないのかもしれない。
最近、環境の変化や不満に思うこと納得いかないことが多々あり、創造性が欠けてしまい兼ねない。
だからこの考え方になっていて良かったと心底思う。
大事な時こそ脱力して、
忙しい時こそ落ち着いて、
両手をふさがず片手を空けて。
人生をアートする。
ここから1週間専松weekです。
明日は遠藤太一です!お楽しみに!