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2022.08.19
藤井翔太
SLAM DUNKから学ぶチームスポーツ

こんにちは。

本日のブログを担当させていただく3年藤井翔太と申します。拙い文章ではありますが、どうか気楽にお読みください。

現在、劇場版「ONEPIECE FILM RED」という映画が公開され、界隈では大きな賑わいを見せています。私の生まれる前から連載をしているONEPIECEも、ついに最終章に突入ということで目が離せませんね。私は週刊少年ジャンプにて最新話を追っているのですが、グラウンドに行くと毎週のように千田にネタバレされます。

「藤井、カイドウ倒した!!!」

こんな風に。おいおい、ちょっと待てと。4年間続いた戦いなのに、こんなあっさりしたネタバレなんて如何なものかと。そんなエピソードもありましたが、千田くんとは今も仲良しです。ネタバレには注意ということで。

このONEPIECEに並び、私が今期注目しているのが12月に公開される「SLAM DUNK」です。漫画とは言えど、読者の心振るうような格言であったり、熱いプレーなど、これをきっかけにバスケを始める人も少なくはないでしょう。バスケもサッカーもコートの中で味方と協力しながらゴールを目指すチームスポーツとなると、何か通ずるものがあると思います。今回は、このSLAM DUNKという漫画を題材に、私が現在所属する社会人カテゴリーとリンクさせてチームスポーツについて考えます。

私がSLAM DUNKを読んでイメージするチームとは岩です。そして選手一人ひとりが石。チームはそれが集まって1つの大きな岩になる必要があります。もちろん、チームを構成するのは個人であって、それぞれ個性があります。指導者がいないという中で主体的に取り組もうとする社会人カテゴリーでは、それぞれがこれまでに培ってきたサッカー観がぶつかり合います。私は、そこに難しさを感じる一方、多様な個性は強みになると考えます。

そのためには、まず個人として自立すること。言葉にすれば誰もが考えるようなことでですが、評価をするのが指導者ではなく、自分たちであることから、見失ってしまいがちな点であると思います。最近の社会人カテゴリーでは、戦術を模索し始めてから、そこに執着して自身の武器を捨てるようなプレーも見られます。SLAM DUNKの作中でも桜木花道を始め、それぞれが異なった個性のもと、チームとして成長をしていますよね。それぞれが自身の特徴を理解して自信に満ち溢れ、大きな存在感を与えています。改めて、自分と向き合い、基盤を固めることが重要なのかもしれません。

また、その中で、時には自分のプレーを見失ってしまうシーンもあります。私は、その時こそ命綱となるのが信頼関係だと思います。作中でも上手くいかず、相手に押される場面もありました。しかし、キャプテンのゴリや主人公である桜木花道のきっかけとなる行動や発言によって巻き返していくシーンはSLAM DUNK、またチームスポーツの醍醐味であり、なんと言っても魅力的です。社会人カテゴリーは23年生で構成され、最低限の上下関係はあるもののある程度フラットであり、下級生も積極的に意見し、上級生も聞く耳を持つなど良い関係性にあると思います。練習後には毎日LINEでフィードバックや次の日の練習メニューを模索するなどして擦り合わせを行っていますし、最近は特に味方を鼓舞する声や点が決まれば全員で喜ぶなど、小さなことからチームとしての意識にも変化が見られています。より良い関係性を築くことが、それぞれの個性を活かし、周りに活かされることに繋がるのだと思います。

私がSLAM DUNKから学んだことはチームが一枚岩であること。自立した個人が集まって1つの大きな岩を作り、それを固めるのが信頼関係であるということです。言っていることは単純かもしれないですが、それがチームスポーツの醍醐味なのだと思います。

拙い文章ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうこざいました。

これからも専修大学体育会サッカー部の応援の程よろしくお願いします。

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