本日のブログを担当する3年の本田彪です。
さっそくですが、皆さんは組織の三要件をご存知ですか?きっと経営学部の人なら分かるはずです。
『共通目的』
『協働意欲』
『コミュニケーション』
これは組織として成立するために必要とされる3つの要素である。
私は経営学の授業で組織について学ぶと同時に、『サッカーチーム』という1つの組織にも当てはめ、強いチームとはどのような集団なのか考えるようになった。
今回は、私が中学時代を過ごしたForza’02というチームを例に、『強い集団とは何か』考えていく。
当時のForza’02は中学年代では日本一走るチームとして有名で、街クラブ最強とも言われていた。
その要因として、先ほど紹介した組織の3つの要素が高水準だったこと。
『日本一をとる』という目的をチーム全員が持っていたし、それに向かって全員が活動に取り組み、厳しいトレーニングや地獄の走りの際によくコミュニケーションとり、お互い励まし合い、乗り越えてきた。
そして、その3つの要素が十分に達した時に、はじめて『一体感』が生まれるのである。
このチームが強かった要因は『一体感』が他のチームと比べて桁違いにあったからだと感じている。
常に雰囲気が良かった。これは出ている選手だけじゃなく、ベンチメンバー、メンバー外、そしてコーチやスタッフもだ。
ゴールが決まった時、試合に勝った時だけでなく、辛い練習や走りの時でさえ。一つひとつのプレーに、『サンキュー!ナイス!いいね!』のプラスな発言。グラウンド上に響く声はその3つの単語ばかり。
味方からの文句やため息、コーチやスタッフの感情的に怒鳴る声などほぼない。
このチームに入って初めての合宿でこう言われた
『マイナス発言は一切必要ない。その声かけで何にプラスになる?プラスな発言をして、テンションをあげるんだ』
たった一つの練習、たった一つのプレーに対して、選手が心の底から燃え上がる、奮い立つような発言。
強い要因はこれだったと、今更ながら気付かされた。
組織を良くする、強くするために
感情的なマイナス発言なんていらない。
これが僕の考える『強い集団』だ。
私事ではありますが、先月、約7ヶ月ぶりに怪我から復帰することができました。
サッカーをプレーできることに感謝し、
必ずまた這い上がります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも専修大学体育会サッカー部の応援よろしくお願い致します。