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部員ブログ

2022.08.24
中川 豪
あるべき心構え

最近思うことがある。

もっと自分に対して素直に生きていいし、もっと感情を表に出して生きていいし、もっと自分のために行動してもいい。そんなことを思う時がある。

人生は全員が初心者なわけである。間違った判断をしてしまうこともあるし、もうどうにもならないのではないか、という状況にあうこともあるかもしれない。

ただ、結局はどんな状況も「なんとかなってきた」はず。

そう考えると、もっと「今」を楽しんで全力で生きていかないといけないと思う。怪我で練習や試合ができなくても、他にできることはたくさんある。声を出してもっとチームを良くしようと鼓舞することもできるし、試合の準備やサポートをすることもできる。

だからこそ自分を表現するためにもっともっと尖っていいのかもしれない。傍から見たら、あいつは何やってるんだろう?って思われてバカにされるような打ち手を連続して仕掛け続けてもいい。調子良く、バランスよく、うまくやっていてはいけない。他人に対して思ったことがあったらハッキリ伝えたっていい。

そうやって本気で物事に向かう姿勢が段々と他人に伝われば、自然と自分についてくる人間が増えてくるだろうし、チームや組織を動かすことはできる。現実をも動かすことができる。

しかし、そこには「責任」が必要になってくる。他人に対して「もっとこうした方がいい」と伝えたとして、自分がなにもしていなかったらどうだろうか。あいつは口だけだ、と言われても仕方ない。

それでも「周りはこう言ってるけど俺はこう思う。」と言えることが、本当に教養があるということだと思う。どんなに周りと上手くやっていく力があっても、自分の芯を持っていなければただの人当たりの良い人間になってしまう。だから、本を読んだり、人と話したり、他分野に学んだりすることは、99人がAと言っても自分1人はBだと言える力を持つためにある。

そして、上に書いたような芯を持った人間になるために心がけていることもある。例えば、朝起きたら布団を整えてベットメイキングをすること。外から帰ってきたら必ず靴を揃えること。物を適当に扱わないこと。ボトルを投げて置かないこと。他にも色々なことがあるが、これらは決して誰かが見ているわけではない。誰かのためにやっているわけでもない。当たり前のようで意外に疎かにしてしまうことをあえて意識して隙を作らないようにする。こういう細かい日常生活のちょっとした意識がピッチの上での自分を表していく。

もっと全員がチームを引っ張ろうとする意思、上手くなろうとする意思、チームを良くしようとする意思、そういった心構えが必要だと思う。

明日はAチームで活躍している鈴木浩大です。みんなの大きな刺激にもなっている彼のブログに期待です。

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