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部員ブログ

2022.09.05
藤井瑛斗
将棋

今回のブログを担当させていただきます、2年の藤井瑛斗です。

夏休みに入り三人でよく将棋をしています。

同期の山本 隼大くんと四年生の原口 晏侍くんです。

対戦成績としては、隼大とは50勝50敗ぐらいと対戦は拮抗しているんですが、晏侍君に関しては一度も勝ったことがないので、今年中に一勝はできるように頑張りたいです。

今回はサッカーと将棋について書こうと思います。

サッカーと将棋って、あまり結びつかないように思われると思います。

ですが、サッカーはゴールを守って相手のゴールを奪い、将棋も王を守って相手の王を奪う。

選手というのはそれぞれの駒で、チームの監督が対局者。

と考えるとわかりやすいですよね。

好きな駒ばかり動かさずに全体が見えているかなど、いろいろな視点で見えてくるものがあります。

また、将棋をする上で感じたことがあります。一つ目は、「常に考える」ことです。

将棋にはたくさんの選択肢の中から一手しか指すことができないため、たくさんの候補手の中からメリット・デメリットを考えて一つ選ばないといけない。

その何十手も前から、その局面になることをイメージして指さなくてはいけないということです。

プロ棋士になると「五手先まで三パターン」だそうです。

20手30手先を考えても、どこかひとつでも駒の動きが変われば無駄になりますから、浅いけれど並列に何種類も考えているようです。

これはサッカーに例えても同じです。前もってそのプレーになるための準備、周囲の様子をよく読み考え、一歩二歩先を読み瞬時に動く、たくさんの選択肢の中からベストな答えを決断する必要があります。

二つ目は「精神力」です。

対戦者の棋力差が大きい場合は別として、将棋は勝つことがとても大変なゲームです。対局中は誰からも助言を受けることはできず、どんな困難な局面であっても、自力で次の一手を決断していかなければなりません。

さらに、将棋は逆転のゲームでもあります。

例えば、サッカーであれば残り一分の状況で五点差がついてしまったら、そのゲームはまず逆転は不可能です。しかし、将棋ではそこから逆転が起こりうるのです。

どんなに形勢が不利でも、最後まであきらめない気持ちや、また、どんなに優勢な局面であっても、決して気が抜けない。一局の将棋を指し終えるには、相当な「精神力」が必要だということがわかってきました。

まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも専修大学サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

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