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部員ブログ

2023.12.10
川上雅結
ここで学んだこと

本日のブログを担当させていただきますマネージャーの川上雅結です。

まず、多くの方に支えられて、専修大学体育会サッカー部は2023シーズンの活動を終えることができました。

今年はホームでの関東リーグ開催などがあり、こんなにたくさんの方に応援されているのだと肌で感じることができました。本当にありがとうございました。

なやんだ自分への助け舟として、そして誰かのヒントになればいいなという淡い期待で、この4年間の学びを書き残します。

・楽しいと思えることをまっすぐ楽しむ
自分がやっていて楽しいと思えるものに出会えて、それに没頭し夢中になれることはすごく貴重だし、しあわせなことです。そこに他人との優劣もないし、理由も必要ないです。まっすぐ楽しむ。その姿は見る人までもを、しあわせな気持ちにできるものです。

・やる理由をあやふやにしない
だれでも気持ちが薄れるタイミングはあると思います。でも、そのときに別のことで気を紛らわすのは対処療法にしかなりません。しっかり自分と向き合い、まわりに相談する勇気を持つことです。気持ちの変化に気づいたら、できるだけ早く行動したほうが傷は浅いです。

・行動がこころを変えることもある
思いどおりに行かないときこそ、いったんなりたい方向に行動をしてみてほしいです。すこし元気がでないとき、ちょっとだけギアを上げるとほんとうに調子があがってくることもあります。無理は禁物ですが。

・伝えることをあきらめない
だいたいの人はちがう場所で生きてきて、ちがう価値観や常識をもちながらも一緒に過ごしています。自分の意図や思いが伝わらず、見切りをつけたくなることもあります。それでも工夫しながらやり続けましょう。自分と相手の視野を広げるチャンスになります。

・自分の見られ方をコントロールする
「自分が周りからどう見られているのか」
別に深く気にしなくても、やっていけます。が、それを念頭において行動することは物事をうまく運ぶ近道です。そのためにも人としっかり話して、自己開示と現状確認はしっかりはするほうがよいです。

・言葉と気持ちを留めておく
自分の立場が変われば、考えも変わります。そのとき、人からもらった言葉が役立ちます。聞いた瞬間は腹落ちしないものだとしても、いつでも取り出せるようにとっておいてください。自分の過去の言動や気持ちも同じように大切に保管してください。あとになれば、わかるようになることもあります。これが自分を救うこともあります。

 

なんとなくでマネージャーをはじめた高校1年生のときは、自分の中心に部活やサッカーがある未来がここまで続いていることを想像していませんでした。

振り返ればこの7年間は
サッカーが部活がわたしの軸にあり続けました。

体はきつかったはずだし、ほんとうに勝てなかったし、でも日々夢中でサッカーのことばかり考え動き続けた高校時代。大学サッカーありきで選んだ進路。

コロナで見学もなかなか行けず、毎日のように部員ブログやSNSを徘徊して期待を高めたこと。
初の関東リーグ帯同で有観客平塚での裏天王山にドキドキが止まらなかったこと。
アイリーグのうまさやあつさに感動したこと。
練習や試合でみんなの写真を撮ったら、想定外に感謝されたこと。

ここからがスタートと張り切りすぎて、焦った行動をしたこと。
2年連続で降格し先輩に謝られたが、トップの練習すら見られずにいて実感がまったく湧かなかったこと。
新人戦で日本一になったとき、その場にいれなかったこと。
アイリーグ最終節ホームの劇的勝利2連続に影響を受けたこと。

人工芝が綺麗になって、ゴムチップが靴に入らなくなったこと。
Twitterで毎日ブログの要約や戦評を書いたこと。
1年生のアイリーグの運営委員を任されたこと。
ここで日程調整や資料作りにやぐらでのビデオ撮影など、仕事の基礎を培ったこと。
サッカー好きが高じて、コンディション管理やスカウト業務をお手伝いさせてもらったこと。
関東Lへの参入戦ではじめてみんなと応援したこと。
先輩へのアルバムづくりでマネとの絆を深めたこと。
毎日なにをやっても楽しくて、これからへのワクワクでシーズンを終えたこと。

プレシーズンがうまくいき、自信がピッチから溢れ出していたこと。
パンフレットづくりや加盟登録で締切と戦ったこと。
後輩や学連のつくってくれる投稿がめっちゃかっこよかったこと。
関東Lが開幕し、無事に試合が終わった安堵とこれが22回続く重責を感じたこと。
前半戦で全カテゴリーが勝てず、雰囲気が苦いものになっていったこと。
アミノバイタルカップで、刺激的な連戦をしたこと。
その直後にいろんな出来事が重なり、意味を見失ったこと。
グラウンドにいかないですと連絡して、お休みをもらい、たくさんの言葉をもらったこと。
クラブユース観戦に誘っていただき、群馬までの道中スタッフにずっと話を聞いてもらったこと。
後半戦の6連勝では無事に試合が終わってくれることが第一優先になっていたこと。
大事なところでなんかうまくいかないこと。
関東リーグ最終戦ではじめて引き分けたこと。
ラストの参入戦は最高の雰囲気をつくってもらったこと。
こんな私を慕ってくれている高校の後輩が試合を見に来てくれたこと。
2回の得点、2回の同点被弾、試合終了の瞬間となんども感情が振り回されたこと。
昇格を掴めず、涙する全力で戦ってきたみんなの姿を見たこと。

マネージャーは自分に向いている役割ではなかった、と冷静になればなるほど思うのが本音です。でもだからこそ、この経験が自分の糧になっている確信がありますし、この決断に後悔はありません。

この選択で下駄を履かせてもらい、自分を大きくすることができました。サッカーをきっかけに多くの人やもの、価値観と出会い、見える世界が広がりました。

 

やっぱり、いちばん伝えたいのはありがとうの気持ちです。

先輩マネージャーへ
生意気な後輩で、迷惑もたくさんかけました。今更ですが、すみませんでした。
4年になって、その偉大さに気づく場面がたくさんありました。ありがとうございました。

学連のみんなへ
去年まで関わる機会はほとんどなかったけど、ずっと裏で大学サッカーを支えてくれていました。今年はホーム運営をはじめ、たくさん関わる機会があってうれしかったし、なにより頼もしかったです。急な変更や無茶なお願いにも対応してくれて、ありがとう!来年以降もよろしくお願いします!

マネージャーのみんなへ
今年はわたしが引っ張っていくべき立場だったはずなのに、不安定なパフォーマンスで迷惑をかけてしまいました。ごめんね。そのたびに支えてくれて、ほんとうにありがとう。

みんなに優しくて、素直なれんせい。
Iリーグも関東も一緒にたくさん仕事をしたはず。だけど、最後まで人柄がよくわからなかった。笑 学連との両立おつかれさま。兼任してくれたおかげで、なんとかなったことがたくさんありました。ミスやお怒りもぜんぶ受けてくれてたよね、ありがとう。

ポジティブでコミュ力高くてしっかり者のまい。
みんなはママと思ってたみたいだけど、わたしはこういうお姉ちゃんが欲しかったです。だからお休みの期間はさみしかったし、しっかりしなきゃといつも気を張っていました。メンタル管理と会計ありがとね。浦和から通い続けて、約束を守れるところ尊敬してます。たくさん笑いも葛藤も話せる相手でした。凸凹コンビでよかった。これからも、映えごはん連れてってね!

まっすぐな哲学があって、細部までこだわれるすず。
たくさんださいところを見せ、かっこよさなんて1ミリもない先輩でごめんね。ほんとうに頼りにしてた。SNSはセンスで溢れていて、選手との連絡もたくさんしてくれてた。近くでずっと一緒に仕事も見てくれてたおかげで引き継ぐような事もほとんどなく、心配事もないです。大変なことがあれば、いつでも連絡してね!面白い話はもっと待ってます。笑

元気あふれる期待の若手みなみ、みう。
しっかり明るい返事とあいさつから、元気をもらってた。入部してくれてありがとう。1年間すずの背中を見て学べることはたくさんあります。そこからは2人で協力してやっていけば、きっと大丈夫!あとは自分の良さを出して、楽しくがんばって。短い期間すぎたので、親睦を深めにご飯いこう、連絡まってます!

スタッフの皆様へ
1サッカー未経験学生のわたしを信頼し、たくさんの仕事を任せてくださり、ありがとうございました。それぞれの置かれた立場でしかわからない苦労をお聞きする機会もありました。限られたなかで、プライベートまでもを犠牲にし最善を尽くす姿を垣間見ました。かっこいい大人像のひとつです。スカウトめっちゃ楽しかったです。新着情報あれば、届けます。笑 たくさんお話しして影響を受けて、学びになりました。ありがとうございました。

選手のみんなへ

人気スポーツで勝ち残ってきた強い人たち。瞬間判断、体力、気持ちの強さは同じ人間とは思えないくらいでした。そして、そんなみんながいなかったらマネージャーは存在できなくて、この経験もすべてありえないわけで感謝しています。

横断幕しかり言動ひとつひとつで笑わせてもらったり、小さなことに感謝の言葉を伝えてくれたり、なによりプレーでたくさんの感情をもらっていました。ありがとう。

自分のダメなところもいいところも、みんなのおかげで気づけました。今後はみんなのいい知らせが耳に入ってくることを楽しみにしています。

2019長岡高校サッカー部のみんなへ
選手、みんなのサッカーでサッカー沼にハマりました。あと大学でもやればいいじゃんって言ってくれたのうれしかったです。ぽんこつは変わってません。見てる人いないと思うけど、ありがとう。
先生方、遠征で行った関東の天気がきっかけになり進路を決めて、ここでたくさんの学びがありました。いまだにふと頭をよぎるくらい、当時もらった言葉が支えになっています。ありがとうございました。
マネ、気づいたらみんなサッカー関わってるのすごいよね。各方面から刺激もらってました、ありがとう。日本サッカーの未来は託しました、がんばれ!

家族へ
弟のおかげでサッカーと出会えました。ガリ勉から急にマネージャー始めたのは意味がわからなかったと思います。あのときもどんな決断でも、応援してくれてありがとう。干渉はしてこなくて、頼んだら何でも手伝ってくれて、本当に好きなことだけさせてもらってきています。ちゃんと誇れる娘になります。楽しみにしてて。ボール蹴る機会なくなってさみしいので帰省したら、ふそこう行きましょ。

この経験は今後の支え、自分の人生の軸にしていきます。支えてくれたすべての人に感謝しています。本当にありがとうございました。

今後とも専修大学体育会サッカー部をよろしくお願いいたします。

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