2024.07.02
志村ぼん
ライバル
「ライバルは誰なの?」
高2の時、家族で外食中に父にそう聞かれた。
私は、「先輩の〇〇かな」と答えた。
すると父は首を横に振りながら
「全然ダメだね」と。それに続いて
「ライバルは常に自分だ」と言い放った。
これは父が私によく言う口癖のようなものだ。
この時の私は、またそれかよ、忘れてたー自分って言えばよかったって考えていた。当時の私はこの言葉を完全に自分自身に落とし込めていなかったのだろう。
でも今はよく分かる。自分の調子が悪い時、思い通りにいかない時、邪魔をしてくるのは自分自身。時には誰かのせいにしたり、そこから目を背けたり悪い自分がどんどん出てくる。その悪い自分に打ち勝つのは自分しかいない。
自分に勝てるのは自分だけなのだ。
たしかに、サッカーは11人でやるもので他者のライバルもいる。でもまずは自分に勝たなきゃ何も始まらない。成長もないし成功もない。
1番の味方で1番の敵は自分自身。
自分に勝つ。
まあたまにはご褒美を上げて自分の気分をあげることも必要だけど。
「ライバルは常に自分」
父の言葉は一生私を鼓舞し励ましてくれることだろう。
拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
今後とも専修大学体育会サッカー部へのご支援、ご声援をよろしくお願い致します。