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部員ブログ

2024.09.04
神山 寛尚

こんにちは

今回、ブログを担当させていただく3年の神山寛尚です。

 

本当は今日のブログでは生き方について綴りたいなと思っていたのですが、もっと書きたい事ができたので変えます。

 

最近、練習後にボールを蹴るようになりました。今まで練習が終わったら一番に帰っていた私ですが、そのきっかけをくれたのが河野修和です。彼のおかげでサッカーと向き合う時間が増えました。毎日練習が終わってからもボールを蹴って、自主練後もグラウンドで話して午前が終わるのが最近の日課でした。

そんな彼はボールとおなじくらいケガとも親友です。今日、彼の姿がグラウンドになく、なぜか全く自主練をする気にならなかった私は家に帰ろうとしました。彼のサッカーに対するまっすぐさに私の心が動かされていたことに気づいた瞬間でした。思えば、1年の頃からダートを走る私に声を掛け続けていてくれたのも彼です。感謝です。

いつものように修和の家にシューズを置きに行くとなんとなくの気分で家のドアを開けてみました。怪我人がベッドで寝ているのに、家の鍵がかかっていないところに田舎者感が否めませんでしたが、そこには触れず、そして落ち込んだ顔をした彼を見て、同情もせずに上半身の筋トレをしろとなにも空気を読まずに喝を入れた私に我ながら感心している次第であります。でも彼は怒ったりせず、ぐっとなにかこらえていたように感じました。「しっかりと」ケガを治してから、そして可能な限り、早くグラウンドに戻ってきてほしいです。

弱い人間に芯のあるメンタリティでちょっとの勇気やきっかけを人に与えることができる人間は素晴らしいです。なかなかできることではありません。救われた人間は現状維持に満足して衰退を招き、同じ過ちを繰り返さないよう、今度は勇気を与える側になることを目指して自身に太さを求め、そこから磨きをかけなければなりません。彼は一人でも持ち上げる力はありますが、少しでも前向きになるエネルギーを与えられるよう、まずは毎日の自主練から継続してやり続けなければいけないなと感じました。自分のためにもなるので一石二鳥になればいいです。

 

読み返すと自分がいい人に見えます。

全然違います。

修和はまずは黙って上半身の筋トレをしてください。

以上。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

引き続き、専修大学サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。

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