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部員ブログ

2024.12.05
棟方豪郎
感謝

最後の笛が鳴った時

終わっちゃったなと。
大好きなサッカーをして、ボールと一緒に遊んでいられる時間がもうなくなってしまうと思うと、寂しい気持ちで一杯でした。笑顔で終えようと思っていたのに、最後のミーティングの時、みんなの顔を見た時、涙が溢れて抑えることができませんでした。

それでも最後の最後まで楽しんでプレーすることができて本当に良かったと思っています。もちろん苦しいことや辛いこともありましたが、それ以上の喜びを与えてくれたサッカーには感謝しかありません。

引退ブログということで、自分のサッカー人生を少し振り返っていきたいと思います。

詳しくは覚えていませんが、5歳か6歳くらいの時に父の影響でサッカーを始めたと思います。最初は嫌々で練習にも行きたくなかったのに、いつの間にかサッカーに夢中になっていきました。

そして小学校の時に、住谷コーチに出会いました。今の自分がいるのは、住谷コーチのおかげです。技術だけでなく、人間的な部分もものすごく学ぶことができました。たくさん怒られて、たくさんご飯も食べさせられましたが、
間違いなく恩師と言える存在です。
高校や大学になってからもたまに連絡をして相談に乗っていただき本当に感謝をしています。

それからもう一人、小学校時代に影響を受けた選手がいました。りゅうせいです。同い年で自分よりも遥かに上手くこんな選手がいるのかと驚きました。AC弘前でチームメイトとなり、切磋琢磨しながら一緒に戦っていましたが、負けたくないと必死に練習を頑張っていたのを覚えています。

中学校ではリベロ津軽でプレーしました。忍さんに一年生の頃から指導していただき、サッカー選手としては最も成長することができた時期だと感じます。時にチームメイトに強く言い過ぎることもあり、今では申し訳なかったなと思っています。それでも仲良くしてくれたみんなには本当にありがとうと言いたいです。

高校は昌平高校へ進学しました。
一番苦しかった時期でした。なかなか試合に出ることができず、自分が思い描いていたものにすることはできませんでした。
いつきにはよく、ずっとベンチだったと冗談めかして言われますが、正直めちゃくちゃ悔しかったし何でって思うことも沢山ありました。それでも昌平を選んだことに後悔は全くありません。なぜならサッカーが一番楽しかった時期でもあったからです。こんなにも上手い選手達とプレーすると、こんなにもサッカーは面白いんだと。パスひとつで意図を伝えあうような感覚や相手を翻弄する感覚、技術で圧倒する感覚。これから先も決して忘れることはありません。本当に楽しかったし、昌平のみんなに一緒にサッカーをしてくれてありがとうと伝えたいです。

そして大学。
一年生時には、新人戦で全国優勝を果たしましたが、
二、三、四年生と3年連続でプレーオフを勝ち上がることができず、悔しい気持ちの方が多かった4年間であったと思います。それでも、毎朝一生懸命練習した日々は決して無駄ではなかったと感じます。そう思えるのは、東くんをはじめとするスタッフの皆さん、マネージャー、チームメイトがいてくれたからです。本当にありがとうございました。

同期へ

とんでもない事件起こす人、語尾にらしいよつけてずっと嘘言ってる人、お金の話になったらめちゃ元気になる人、お尻に穴開けて筋トレしてる人、いつの間にか俺抜かして前卒した人、練習中にキレて追いかけてくる人、名前間違えられる人、はま寿司食べた後ヤンキーにブチギレされる人、試合前に🤝する人、🦔飼う人、試合前にテストステロンあげる人、自分の地元とやけに関係がある人、なんかずっとちょけてる人、などなど。
タコパしたり、ボウリングしたり、一緒にテスト頑張ったり、本当に色々なことがありました。
ほとんどまともじゃない人しかいなかったけど、なんだかんだで楽しかったです。

たいようとは大学でもっと一緒にプレーしたかったな。

また集まってみんなでお話しましょう。

後輩へ
まず何も残してあげることができず、本当に申し訳ないです。自分から一つ言えることがあるとすれば、とにかくサッカーを楽しんでくださいということです。それさえできればきっとうまくいきます。

生意気な三年生
はしゃぐのが好きな二年生
期待の一年生

これからのみんなの活躍を期待してます。
頑張ってください。

いつでもご飯いきましょ。(かんば以外^^)

最後に家族へ

ここまで何不自由なくサッカーをさせてくれて本当にありがとうございます。
自分があまり連絡をするようなタイプではないから、よく心配をかけさせてしまっていたかもしれません。それでもずっと応援し続けてくれて、サポートし続けてくれて、とても嬉しかったです。高校から親元を離れた自分にとって、帰省した時の安心感、美味しいご飯、みんなとの会話、当たり前だった日常が何よりも幸せなものである事に気づきました。これから先も親孝行できるように精一杯頑張っていきます!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

              専修大学体育会サッカー部
                   棟方 豪郎

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