11月2日(土)駒澤オリンピック公園陸上競技場にて中央大学との一戦。
雨もパラつく寒空の下、残り4節となり同時間帯の他会場も含め、どの試合も熾烈な勝ち点争いとなる。
前節からの嫌な流れを断ち切りたい専大、今節は3バックから4バックに戻して臨んだ。
しかし開始6分、リズムを掴む前の守備がモタついた一瞬の隙に早い縦パスから裏を取られて早くも先制点を許してしまう。
立て直せずバラついたところに1分後、中央をワンツーで崩され追加点を献上、開始7分で2点を追う厳しい展開に。
その後も焦りからかパスミスも多く、中大の戦術にはまってしまいリズムを掴むことが出来ずに中大のパワープレーの対応に追われ防戦一方となってしまう。
前半の内に点を返したいところだが、中盤からパスを繋ぐも引いて守備を固める中大守備陣にことごとくエリア内で潰されてしまい、なかなかいい形を作ることが出来ない。
そのまま、いいところなく0-2で前半終了。
降り出した雨も強くなりスリッピーなピッチの中、2点ビハインドで迎えた後半。
気持ちを切り替え開始早々から早いリズムで相手ゴールを目指す。
47分、スローインを受けた長澤がドリブルで切り込みシュートを放つが相手GKが弾き、そのこぼれ球を詰めた仲川のシュートは惜しくもバーに当たり得点ならず。
徐々にペースを取り戻して来た専大、次第に速いパスも繋がり始めボールを支配する時間帯が増える。
中盤でのボールの競り合いから激しいパワープレー、ゴール前でのクリアしたセカンドボールからカウンターの応酬と目まぐるしく攻守が切り替わる緊迫した試合展開が続く。
64分、左サイドで受けた前澤のアウトサイドでのクロスに仲川が走り込むも惜しくも合わず。1分後の65分、中央で受けた長澤からのスルーパスに抜け出した前澤が、前に出てきたGKをかわし、無人のゴールへ流し込み2-1,1点差へ迫る。
リズムを取り戻した専大は一気に攻撃のペースをあげ,速いパス回しとピッチを大きく使ってサイドから揺さぶりをかけて中大ゴーールへ次々と迫る。
その後も中大GKのファインセーブと守備陣の体を張った守備に阻まれシュートの波状攻撃も惜しいところで決めきることが出来ない。
79分、スルーパスに仲川が中央から抜け出し独走、エリア内えぐった所を後ろから来た中大DFに倒されPK獲得、それを自ら落ち着いてゴール右上へ決め遂に同点に追いつく。
ここから専大は猛攻、逆転を目指し、84分には長澤のパスにダイレクトで前澤がミドルを放つがGKの好セーブに阻まれ得点ならず。
ゴール前での混戦から次々にシュートを放つも最後の精度が悪く枠の外、こぼれ球もバーに当たり追加点を奪えない。
終了間際の89分、CKからのこぼれ球を走り込んだフリーの選手に打たれるもの下田がゴールライン上でスーパークリア、ピンチを救う。
AT4分も専大は攻め続けるもののタイミングが合わず、そのまま2-2のドローで試合終了。
厳しい試合展開ながら勝ち点1を積み上げることが出来ました。
開始直後に2失点と守備に厳しい課題の残る内容ではありましたが、後半は何とかリズムを取り戻し専大ペースで追う試合をドローまで持ち込むことが出来たことは次節へ繋がる大きな勝ち点1となりました。
本日は雨降る寒い中、たくさんのご来場とご声援ありがとうございました。
先月に続き、エスコードキッズとして登場して頂きましたFC土橋の皆様、ありがとうございました。
両校集中応援日ということで、ハーフタイムには大学対抗リレーなども行われ、専大選手の足の速さに会場も大変盛り上がりました。
残りもあと3節、次節は11月9日(土)13:50KO 江戸川区陸上競技場にて桐蔭横浜大学と対戦致します。
夏の天皇杯予選決勝でのリベンジでもあり、絶対に負けられない戦いです!
同時間帯の他会場の試合結果で残り2節を残し、優勝が決まるかもしれない大事な一戦になります。
次節もたくさんのご来場、ご声援をお待ちしております。
アルバムUPいたしました。戦評は追って掲載いたします。
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