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2013.12.26
その他
本年もたくさんのご声援ありがとうございました

本年は、関東大学サッカー1部リーグ19年ぶりの3連覇、昨日閉幕いたしました全日本大学サッカー選手権では惜しくも3位という成績に終わりましたが入賞を果たすことが出来ました。
また、関東リーグ3連覇は、現行の関東リーグ24チーム制になってからは初の3連覇達成という快挙も達成することが出来ました。

OB/OGの皆様,ご家族、関係者の方々を始め、応援に駆けつけてくださいました皆様のたくさんのご声援、本当にありがとうございました。

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2部から昇格して快進撃で初優勝を遂げた2011年、代表選手を初めて多数輩出しチーム作りに苦戦した2012年。
そして他チームから追われる・研究を重ねられる立場となり、専大らしいサッカーが完遂することもなかなか出来なくなりました。
また、リーグ開幕1ヶ月でCB本名が試合中に大怪我を負い今季の残りのリーグ戦出場が絶望という厳しい状況の中、交替で入った守備の選手も次々に負傷し離脱というチーム始まって以来の危機に見舞われるなど苦しい時期。
最終ラインが固定出来ずにチームとしてバランスを失いかけた時期もありましたが、
リーグ終了してみれば、勝ち点51,総得点54、失点が多いイメージの専大ですが今期は12チーム中最小失点(24点)という成績を残すことが出来ました。

専大サッカー部には専用グラウンドもナイター設備もありません。
平日は早朝から授業が始まるまでの間がチームの練習時間となります。
自宅から早朝練習に片道1時間半かかって通う選手も、またグラウンドのある生田から練習の後に神田校舎まで通う選手もいます。
練習時間も限られる厳しい状況の中でのこのような成績を収められた事をチームとして誇らしく思います。

今年卒業する4年生が入学した2010年は専大は関東大学サッカーリーグ2部所属の中スタートしました。
その中でチームの躍進を支えてきた長澤主将や下田副主将も1年生の時から大活躍していた訳ではありません。
長澤選手も1年生の時はベンチを温めていた時期も多くあり、下田選手も試合に少しづつ出られるようになった時に大事な実姉の結婚式に欠席する選択をしてまで試合に出続けることを選んだこともありました。

今年は応援や控えのポジションで甘んじていた選手も、成長していくチームを支える中でチームメイトや先輩から学ぶ事、吸収出来ることがたくさんあったと思います。
その時間を無駄にすることなく、来年度への力にしてもらいたいと思います。

学生スポーツゆえ、同じメンバーで、同じチームで戦えるのはたったの1年。
どんなに素晴らしいチームでも1年しか時間を共有することが出来ません。
純粋にサッカーを楽しめる限られた時間であるからこその輝きに、見る者は魅了されてしまうのかもしれません。

専大では手取り足取りの指導はせず、ヒントを与えるにとどめて一人一人がまず自分で考えて行動するように話しています。
人生の中で、もっとも自分のための時間が持てるであろう大学生時代に「考える力」をベースに癖つけることを大切にしています。
高校生までは 指導されるままにプレーしていた選手も多く、自分で考えてプレーすることについてあまり意識をしないままの場合も多いでしょう。
客観的にチームの中の自分、チームの中の自分がどうすべきか、チームとしてどうすべきかを考え想像すること。
専大の掲げるサッカースタイルはピッチに立つ全員が考えて動き、そして目指すスタイル、同じ方向を向いていないとなかなか成し得ることが出来ないのです。

今までチームを支えて来た4年生が卒業し、年が明ければすぐに新チームがスタートします。
今季最後の悔しさを忘れることなく、新チームに引き継がれていくことかと思います。

来季新チームの体制発表は1月20日頃を予定しております。
詳細はHP上にて掲載いたします。

本年も 本当に大勢の皆様に会場まで足を運んで頂き、そしてたくさんの熱いご声援をありがとうございました。
来季も再び日本一を手に出来るようチーム一丸となって頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします。

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