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2014.09.06
試合
【関東リーグ戦】第12節筑波大学戦、苦しい戦いを90分小口が値千金ゴールで競り勝つ!

専大 1-0    筑波大
90分 小口

いよいよ後期リーグが開幕。先週までの涼しさから一転真夏ようなムシ暑さが堪える西が丘にて筑波大学と対戦。 韓国遠征で負傷のGK福島に替わりゴールを守るのはルーキー蔦颯選手、そして初スタメンの選手も加わり新布陣でのスタートとなった。

前半序盤からボールを保持するもののパスがうまく通らず、前線の攻撃陣に廻らず単調な展開に。 高い位置でボールを奪えばつながるものの、不要なショートパスを繰り返すうちにミスをつかれて奪われると、相手のショートカウンターの起点となってしまうなど危ない場面を招いてしまう。
右サイドのスペースをつかれドリブル突破されGK蔦と1対1となるが、蔦が足で触りゴールを守る。 その後も、北出を中心に中央からサイドへ展開し筑波大の守備陣を崩しにかかるものの、ゴール前を固められてしまいこじ開けることが出来ない。
そのまま膠着した状況が続き前半のシュート僅か3本と専大らしい攻撃が全く見られないまま前半終了。

流れを変えたい後半、大戸に替えて私市が入る。 しかし、スイッチを切り替え猛攻をかけてきたのは筑波大だった。
開始早々から、またもパスミスからカットされるとカウンターから裏を取られ、あわや失点かと思ったところを筑波大のシュートは大きく外れる。 中盤のプレスが甘くなったところをつかれて、何度もドリブル突破を許してしまいピンチを招く。またゴール前の混戦からCKを連続して与えてしまうなど危ない場面が続くが、相手のシュートは外れ助けれる。
61分、相手左サイドからのクロスに打点の高いヘディングを叩きつけられ最大のピンチ、しかしGK蔦が素早い反応でスーパーセーブ、こぼれたボールもきっちり収めてゴールを守りきる。 残り20分をきり両チームともカウンター主体の早い展開となり、一進一退の攻防が続く。しかしこの上下動から次第に疲れが見えてきた筑波大、しばしば試合が中断するなど停滞したムードが流れ始める。
ここで専大は今節ベンチスタートだった主将・河津がピッチへ、3バックへシステムを変えてさらに攻撃的布陣で先制点を目指す。
残すところあと15分となった75分位から、やっと覚醒した専大は速いパスが繋がり始め猛攻へ転じる。
83分には前澤から右サイドの北爪へ大きくサイドチェンジ、受けたトップスピードのまま中へクロスを上げるが最後が合わず、得点ならず。
猛攻もここまで、スコアレスドローで終わるかと思われたAT突入直前の90分、右サイドからの星野の速いロングパスを私市がかかとで落として空いたスペースに左サイドを駆け上がってきた小口へ速いパス、GKと1対1となった小口がGKの股を抜く冷静シュートで値千金ゴールを決める。 AT4分に筑波大のロングボールでの猛攻を受けるもの全員で守り抜き、苦しい試合を1-0で競り勝ちました。

総理大臣杯で得点出来ずに終わってしまった準々決勝の嫌な流れを断ち切るべく臨んだ試合でしたが、序盤からボールは保持するもの縦への推進力が弱く、攻撃陣になかなかボールがうまく供給出来ずに攻撃へ流れを引き寄せることが出来ませんでした。
後半終盤にやっとリズムを取り戻し始め、連携がうまく流れ出すと空気は一変しました。このリズムや空気を忘れることなく次節へつなげて行きたいと思います。
苦しい戦いも、運動量を落とすことなく競り勝てたことは次節以降につながることでしょう。

次節は9月14日(日)14:20KO 味の素フィールド西が丘にて 明治大学と対戦致します。 通常とKO時間が変わっておりますのでご注意ください。
たくさんのご声援お待ちしております。

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