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2014.10.26
試合
【関東リーグ戦】第19節国士舘大学戦、山川2得点決めるも終了間際に追いつかれドローに終わる

専大  2-2           国士大
58分 山川 翔也
84分 山川 翔也

10月26日(日) 味の素フィールド西が丘にて国士舘大学と対戦。
後期リーグも今節を含めてあと4節。 前節で悪質なファウルから大怪我を負い大学サッカーのピッチを無念にも後にせざるを得なくなったエース10仲川を欠いた状態で残りを戦うことになってしまった専大。
ベンチ脇には気持ちは1つ、仲川のユニが掲げられた。 また、前節より怪我でメンバーから外れている前澤と2人の頼れるFWがいない中、仲川のためにもチーム一丸となり勝利を目指す。

前半開始から国士大の激しいプレスの応酬に押され気味となる。
専大は選手の距離間が悪く、リズムが噛み合わずにボールを奪われることが多く、体当たり攻撃に苦慮し守備に割かれる時間帯が続く。
20分には東のドリブルから右に回り込んだ山川がダイレクトで狙うもクリア、24分にも星野のクロスに山川・東が合わせようとするがタイミングが合わない。
中盤でもボールの激しい競り合いに拮抗した展開が続くが、パスカットからサイドを崩されゴール前へ運ばれるが専大守備陣がギリギリでクリアし、失点を免れる。 直後もこぼれ球からフリーの選手に隙をつかれるがGK福島のファインセーブで得点を許さない。
前半30分には試合開始早々に激しい接触プレーで負傷した後藤が限界となり、早くも交代のカードを切ることになってしまう。
このまま膠着した状態のまま前半終了かと思われた45分、国士大のロングスローをクリアしようとしたDFのクリアボールがそのままゴールに入ってしまいオウンゴールにより失点。 試合のペースを握れないまま、不運な失点で前半終了。

後半開始早い時間帯に1点を取り返したい専大、47分東のトリックプレーから後半から途中出場の佐藤がダイレクトにゴールを狙うが枠の外へ流れる。
直後に中盤でカットされてスルーパスが専大ゴール前まで通り、そのままシュートを打たれるもGK福島がスーパーブロック。 次第にパスも繋がり始め、高い位置でボールを回してチャンスを狙う。
相変わらずの激しい体当たりに倒れる選手が続出、CB萩間も52分、激しい激突から倒され負傷交代、早くも全ての交代カードを使い切ることになってしまう。
58分、佐藤が股抜きから自身で早いクロスをあげ、走り込んだ山川が合わせてゴールへ叩き込み1点を返す。
一進一退の攻防が続く中、勢いとリズムを取り戻し始めた専大はサイドへ散らして国士大の固いブロックを崩してシュートの波状攻撃を仕掛ける。 しかし、相手GKの正面であったり、国士大DFのスーパークリアに阻まれ追加点を決めきることができない。
63分には佐藤がワンツーで抜け出しクロスをあげて山川に合わせようとするがタイミングが合わずゴール左へ流れる。 69分には私市のスルーパスに小口が抜け出してフリー、GKと1対1となるチャンスだったが相手GKに弾かれ追加点ならず。 その後も何度も訪れたシュートチャンスもことごとく精度が悪く、決めきることが出来ない。
84分、相手のパスを佐藤がカットし山川へスルーパス、それを山川が体勢を崩しながらも粘りゴール前右から至近距離でシュート、逆転ゴールを決める。 そのまま逃げ切りたい専大だったが、終了間際の90分、右サイドの混戦から強烈なミドルを決められあっという間に同点とされてしまう。
ATも追加点を目指し、相手ゴール前に迫る専大だったがそのまま2-2で試合終了。 勝ち点3を目前にして逃してしまう、悔しい結果となりました。

前節に続き激しい肉弾戦となる中、今節も戦術的な交代ではなく、負傷により早い時間帯に交代カードを切らざるを得ないという苦しい展開に。 コンディションの回復が遅れていたメンバーも徐々に調子をあげ、チームのリズムが戻り初めていた矢先に再びケガ人続出という苦境に立たされた専大。
無念の思いでピッチを後にすることになった仲川のためにも、一緒にプレー出来る時間も僅かとなった4年生のためにも、今頑張れるメンバーで残りの3節を戦い抜き勝利を掴むべくチーム一丸となって戦って参ります。

本日も大勢の皆様のご来場・ご声援ありがとうございました。
大きな声援が選手たちの力となります。
残り3節、上位チームとの直接対決を控えています。たくさんのご声援お待ちしております。

次節は11月2日(日) 13:50KO フクダ電子アリーナにて慶應大学と対戦いたします。 たくさんの応援をお待ちしております。 よろしくお願いします!

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