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2014.11.17
チーム・選手
リーグ戦応援ありがとうございました。そしてインカレへ

昨日行われました閉会式をもって第88回関東大学サッカーリーグ戦の全日程が終了致しました。

本年もご家族の皆様を始めOB/OGの皆様、専修大学各関係者の皆様並びにいつも大学サッカーを応援してくださる皆様、本当にたくさんのご声援ありがとうございました。

2011年の関東大学サッカーリーグ戦初優勝と全日本大学サッカー選手権初優勝からチームを牽引して来ました昨年度主将・長澤和輝選手(現・1FCケルン)や下田北斗選手(現・甲府)など中盤の主力選手が卒業し、チームとして新たな局面を迎えた2014年でしたが、苦しみながらも4連覇を達成することが出来ました。

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夏頃から後期開始シーズンにかけてケガ人が続出し、なかなか固定されたメンバーを組むことが出来ずに、チームがうまく噛み合わず勝ち切れない日が続き、チームとしてのアイデンティティーを失いかけた時もありました。
ケガ人も復調し始め、光が見えてきた矢先の10月、後期リーグ戦も佳境を迎えた第18節に、1年生の時からエースとしていつもチームの中心にいた仲川選手が全治10ヶ月以上の大怪我を負わされ大学サッカーのピッチに戻れないという悲劇に見舞われました。
最後のピッチに立てない仲川選手のためにと、同じ4年生が感じた重圧は相当なものだったと思います。
最終節にピッチで倒れこんで号泣する4年生の姿がここまでの苦しさと厳しさを物語っていました。

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現在の専大のサッカーの掲げる「攻撃的で美しいサッカー」、
コーチを経て2005年に監督に就任した源平とコーチの岩渕、2人のFW出身者が目指す攻撃的サッカーは、当時の大学サッカーのレベルでは実現するのは厳しいと言われてきました。
それまでの大学サッカーの多くは守備を固めて、ロングボールやカウンター主体でフィジカル重視のオートマティックなサッカーで、現在の専大のようなサッカーをするチームはほとんどありませんでした。
大勝したかと思えば次節に大量失点して大敗する、チームの好不調の波が激しすぎるなど、うまくいかない時期も長くありましたが、次第に「専大にようなサッカーをしたい!」という選手が集まり始め、形となって来たのはチーム作りを初めて6年目を迎えていました。
専大サッカーはオートマティックではないゆえ、皆が考えながらプレーをし、尚且つ、90分走り負けない相当な走力とスピード、スピードを生かすためにもロスしない足元の基本的で絶対的な技術(止める・落とすなど)が求められます。
1人か2人のコンディションが悪かったり、メンバーが短期的に入れ替わり連携に慣れていないなど、少しの違いがリズムを狂わせることもあり、これが完璧、というチームを維持することはとても難しくもあり、挑み続けるべき命題でもあります。
2人の目指していたサッカーも今年で10年、節目の年に88年に及ぶ関東大学サッカーリーグ戦の中で史上4校目、56年ぶりの4連覇という光栄な記録を打ち立てることが出来たことは、まだまだ道半ばではありますがチームの成長を感じると共に苦しいながらも感慨深い年となりました。

インカレ開幕まで約1ヶ月、チームとして依然厳しい状態にあることは変わりありません。
このチームで戦えるのも勝ち残って最大4試合。
ベンチに吊るされた10番のユニと共に、 1試合1試合、悔いのなく戦えるよう、怠ることなく準備を行い初戦に備えたいと思います。

皆様のたくさんのご声援お待ちしております。
応援よろしくお願いいたします。

 

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