2013年関東大学サッカーリーグ戦、三連覇を目指す専大の初戦は今季2部リーグから昇格を果たした桐蔭横浜大学。
天気予報では午後から春の嵐、既に多方向から強い風が吹きすさぶ中、14:20Kickoff。
序盤は落ち着いた立ち上がりだったが、試合開始前の円陣で肩を脱臼する選手が出る程1部リーグ初戦に意気込む桐蔭大を前に、前半9分一瞬の隙を突かれ右サイドの突破を許し失点してしまう。
専大は慌てずパスを回しチャンスを伺う。そして22分にPA内で稲葉がボールを奪い、仲川へラストパス、そのまま流し込み1-1の同点とする。
試合を振出に戻した専大はここから勢いにのり怒涛の攻撃が始まる。
28分には右サイドに抜け出した仲川からの早いパスに前澤が反応するが僅かに枠を捉えられず追加点ならず、その後もサイド突破からチャンスを作っていく。押し込む時間帯が増えるが相手のスーパーセーブや必死のDFの前になかなか決めきることが出来ない。
前半終了間際42分、徐々に運動量の落ちてきた桐蔭大のDFラインを長澤が崩し前澤にラストパス、前澤がそのままサイドネットに流し込み逆転し、2-1で前半終了。
本降りになりスリッピーなピッチ状態の中、後半開始。
立ち上がりから専大ペース、47分,鋭い飛び出しからの長澤のラストパスに、前澤が落ち着いて決め3点目。
その後も専大がボールを回し圧倒するが、桐蔭大のカウンターにマークについていたDFがPA内手前でスリッピーなピッチに足を取られ滑った隙をつかれ
再び失点を許してしまう。
しかし、専大はペースを崩さず慌てずに、ブロックを敷いて守備を固める相手の隙を狙う。
そして62分、下田のシュートのこぼれ球を仲川がGKが1歩も動けない程の豪快な低空シュートを決め、再び突き放す。
攻撃の手を緩めない専大は69分、北爪のインターセプトから最後は主将・長澤が決め5-2とする。
その後もワンサイドゲームの様相となるが、途中出場の山川、長澤、仲川とシュートの波状攻撃で攻めるも、桐蔭大も全員守備で応戦。
このまま終了かと思われたが、後半40分、仲川の右からのグラウンダーに途中出場の1年生・佐藤遵樹が詰めてダメ押しの6点目、そして1年生初ゴールを決める。
そのまま試合終了、6-2と開幕戦勝利を収めた。
本日は悪天候の中、たくさんのご声援をありがとうございました。
1年生の時からDFラインを牽引してきた鈴木雄也・栗山直樹両CBが卒業し、今シーズンは守備面の安定がチームの急務でしたが、前半はぎこちない部分もありましたが後半からはチームのペースも安定し、専大らしい試合展開と速いパスからのサイド攻撃などを駆使し、
2013年シーズンを初勝利で好スタートを切ることが出来ました。
次節は4月13日(土)駒澤陸上競技場にて13:50KO,東洋大学と対戦致します。
たくさんのご声援お待ちしております。
アルバムUPしました。戦評は後程UP致します。