前期リーグも佳境を迎える第7節、味の素フィールド西が丘にて筑波大学と対戦致しました。
前節出場停止だったCB本名が復帰、変わって北爪が今節出場停止と連続して苦しい戦いが強いられる状況の中試合開始。
前半立ちあがりから筑波の早いプレッシャーに専大はなかなかボールを保持することが出来ない。
引いて守る筑波大にゴール前へ迫るものの、集中した守備と分厚いブロックを前になかなか隙を見付けてこじ開けることが出来ない。
逆の専大のパスミスからボールを失いカウンターから危ない場面を作ってしまうなど、筑波大にチャンスを作られてしまうがGK福島の好セーブで得点は許さない。
その後も中盤でのボールの競り合いからゴール前の混戦まで持ち込むものの、パスミスやカットされ、逆にボールを回されるてしまうなど膠着した状態が続く。
28分には長澤のスルーパスに山川が飛び出しシュート、直度も仲川がシュートを放つものの相手GKの好セーブに阻まれる。
30分に最終ラインでマークについていた本名が筑波大FWの悪質なファウルにより背後から突き飛ばされ負傷、動けないまま担架で運ばれ途中交代となってしまう。
嫌な空気が流れる中、リズムを掴めず、速いパスワークが機能しない状況で次第に防戦に時間を費やしてしまう。
そのままチャンスを作れぬまま、0-0で前半終了。
後半開始早々から早いプレスで攻めまれ、押される時間帯が続く。
50分過ぎ、前澤が中に切り込んで下田へ横パス、そこへ仲川へ繋ぎ、空いたシュートコースに放つもGKのファインセーブに再び阻まれてしまう。
徐々に専大のパスが繋がり始め、60分には小口のクロスに山川が頭で合わせるもGK正面、その後もセカンドボールから波状攻撃で長澤、下田とシュートを次々に放つもののことごとく筑波大GKのファインセーブに阻まれ得点を挙げることが出来ない。
再び膠着した状態が続くかと思われたが、75分、自陣でのパスミスから低い位置でボールを奪われ、そのままループがかったミドルシュートを難しい位置に叩き込まれ先制点を奪われてしまう。
しかし、これで目が覚めた専大は一気に反撃にかかる。
3分後の78分に長澤のクロスに途中出場の北出が折り返し、それに仲川が頭で合わせ1-1と振り出しに戻す。
さらに3分後の81分、仲川がドリブルでゴール前へ持ち込むと長澤へ繋ぎ、ワンチャンスでシュート、一度はGKに弾かれるもそこへ飛び出した北出がこぼれ球を押し込み、逆転に成功2-1とする。
その後も前かかりでくる筑波大を前に拮抗した戦いにも緩むことなく、ATも全員の集中した守備でゴールを許さず2-1で逆転勝利を掴んだ。
本日も会場に足を運んで頂きまして、たくさんのご声援をありがとうございました。
2戦連続で退場者が出るなど今までの専大にはなかった展開に今節もなかなかリズムを掴むことが出来ず、試合内容としては決して良かったとは言えないものでしたが、後半からは悪い流れながらも徐々にペースを取り戻し少ないチャンスをものにして厳しい試合を制することが出来たことは長いリーグ戦を戦っていく上でチームの糧になったことかと思います。
また前半30分にプレーとしては既に終わっているにも関わらず、怪我をさせることを意図するような、背後から故意を持って突き飛ばすなどの悪質なファウルがあったことに強く抗議し、今後このようなプレーが起こさせないことを強く望みます。
悪質なファウルにより今後の選手生命を絶たれるかもしれない、そのような危険性をもった行為であったことに改めて強く抗議すると共に、今一度考えていただきたいと思います。
次節は第8節、5月18日(土)13:50KO 同じく味の素フィールソ西が丘にて中央大学と対戦いたします。
たくさんのご声援をお待ちしております。
アルバムUP致しました。戦評は後程掲載いたします。右側メニューからお入り下さい。