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2014.04.20
試合
【関東リーグ】第4節慶應大学戦、苦しい戦いの中ATに失点、痛恨のドローに終わる

専大 2-2 慶大
52分 山川
58分 深澤

関東リーグ戦序盤の3連戦の3戦目。
対するは今季好調の波にのる慶応義塾大学。
前節で負傷した北出選手を欠いた専大は新しい顔合わせで挑む。

前半開始から専大がボールを保持し慶大エリア内まで持ちこむ。
対する慶大は堅い守りからカウンターを狙う。
開始20分頃まではワンサイドゲームの様相だったが,時間と共により強固なブロックを敷いてきた慶大の守備に苦戦、崩せないままゴール前の混戦からボールを奪われてカウンターのチャンスを作られてしまう。
25分、仲川のCKから山川が頭で合わせるもGK正面。続く29分、大戸の縦パスから前澤が反転してミドルを放つが枠の外へ。
両チームとも決定的な場面が作れないまま拮抗した時間帯が続く。
ガッチリと中央を閉じた慶大を前にサイドからチャンスを作り出そうとするものの、タイミングも合わずことごとくゴール前の混戦の中、チャンスが潰されてしまう。
そのままスコアレスドローで前半終了。

後半開始、先制点を決めた専大は両サイドを使って慶大の堅い守備を崩そうと前掛りで攻め上がる。
しかし、狂ってしまったリズムは簡単には取り戻せず、パスミス、判断ミス、中途半端なクリアと簡単なミスから慶大にチャンスを与えてしまう。
ベタ引きした相手を前に出させるには先制点を決めることが重要であることから、慶大のブロックを崩すには先制点を挙げて流動的に試合を動かさなくてはならない。
早くも嫌な空気が流れる中、均衡を破ったのは専大だった。
52分、仲川のFKから山川が合わせ、待望の先制点を奪う。
しかし、締めなおさなければならないこの時間帯にリスタートからの慶大の素早いカウンターに遅れをとってしまい、わずか3分後に失点、
試合は振出に戻ってしまう。
中盤が定まらず前線にいいボールがなかなか出せないまま簡単にボールを奪われてしまい、カウンターから危ない場面を作り出してしまう。
河津の対応により失点を免れるものの、再び固く閉じてしまった慶大エリア前にボールを回しながらチャンスを伺う場面が続く。
膠着した試合展開の中、萩間の高い位置でのインターセプトから、58分、途中出場の深澤にパス、そのままドリブルで持ちあがり豪快に左足を振り抜きミドルシュートをゴール左に叩き込み2-1、再びリードを奪う。
ペースを掴んだかに思えた専大だったが、攻守の切替も遅く、連戦の疲れからか高い位置から守備陣が戻るのが遅くモタつく場面も多々あり、
慶大にゴール前まで簡単に上がらせてしまうなど危ない場面をつくってしまう。
このまま何とか逃げ切りたい専大だったが、守備がモタついた隙を突かれてAT93分に1点目の失点を同じような位置からミドルを打たれて痛い失点。2-2となってしまう。
専大も追加点を狙い攻め上がるもの、そのまま試合終了、試合終了間際の手痛い失点で勝ち点2を失う痛い試合となってしまいました。

連戦の疲れもあったとしても、チーム全体が精彩を欠いた、専大のストロングポイントである速さと正確なパスやフィードを全く生かせない、内容としては敗戦に値するような試合となってしまいました。
特に中盤がほとんど機能せずにボールをロストしてしまい、前線にパスを供給出来ずにリズムを掴みきれなかった、相手の戦略にはまってしまい逆手に取ることが出来なかったなど、反省すべき点が多々ありましたが、GWの連戦を控え、より気持ちを引き締め振り返るべき点が明確になった一戦とも言える試合だったかと思います。

次節は4月27日(火)13:50KO 三ツ沢競技場にて中央大学と対戦いたします。
気持ちを切り替え、新たな気持ちで勝利を目指してチーム一丸となって戦って参ります!

たくさんのご来場・ご声援お待ちしております!

ギャラリーup致しました。戦評は後程up致します。
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