4月27日(日)GW中に3連戦を控えての初戦。
風が強くなる中、中央大学と三ツ沢競技場にて対戦。
前半立ち上がり、お互いにペースを握ろうとロングボールで相手の裏を狙う。
フィジカルが強く、パワープレイが主体の中大は序盤から激しいプレスで専大の攻撃を阻む。
体格差では中大に劣る専大だが、早い細かいパス回しからサイドに展開、スピードで対抗し攻撃のリズムを作る。
しかしエリア内まで迫るものの人数をかけた激しいプレスにゴール前で最後に潰されてしまい、なかなか自由に動けずチャンスのタイミングを逃してしまう。
21分中央付近でボールを受けた仲川がエリア内まで持ちこみ、私市にパス。相手DFを躱しながら反転して左足を振り抜くが風に流されような形で枠の左へ外れる。
24分、仲川が深い位置からえぐってギリギリでクロスを上げたものがファーサイドに流れ、拾った前澤がシュートを放ちゴール前で山川がGKをかわそうと押し込むがGK正面となってしまい得点ならず。
サイドから幾度となくチャンスが生まれるものの、エリア中央での激しい競り合いからシュートまで持ちこむことが出来ない。
39分、ゴール前のFKからのこぼれ球を拾われ一気にカウンター、前線に守備陣が上がっていた専大は対応が遅れ、右サイドからのグラウンダーのクロスに合わせられ失点。
嫌な空気が流れる中、またしても後ろがバラついてギャップが生まれてしまった所へ、41分、またしてもFKからの競り合いでこぼれたボールが目の前の落ちたフリーの選手にそのまま決められて続けざまに失点。直後に裏に抜けでた山川がGKをかわしてシュートを放つも枠の上。
中大の勢いに飲まれる形で2点リードを許した状態で前半終了。
前半終了間際に危ない形で前に出たGKとの接触で負傷した仲川に替わり廣瀬を投入。
リードで前掛かりになっていた中大の隙を見逃さなかった専大は、47分大きなサイドチェンジから前澤がヘディングでオーバーラップしてきた
北爪へパスを流し、北爪から中央にいた北出へ早い横パス、それをダイレクトに前澤に絶妙なスルーパスを出し、走り込んだ前澤が右から蹴り込みゴールを決める。
続く52分、左サイドから私市の大きいクロスが相手のクリアミスを誘い、こぼれた所を上がってきた北爪がゴラッソなボレーをゴール左上に突き刺し、後半開始7分で2-2の同点に追いつく。
前半に仲川に3人掛かりで集中してマークしていた中大だったが、対象の仲川が下がったことで対応が狂い始めたのか交代で入った廣瀬の動きを捕まえることが出来ない。
専大は対応の乱れを見逃さず勝ち越しゴールを狙いに一気にシュートの波状攻撃で畳み掛ける。
攻守に切替が速い展開が続く中、中大も体を張った守備からカウンターを仕掛け、前半と同じような危ない場面をつくってしまう場面もあったが、GK福島のファインセーブで得点を許さない。
77分、小口のロングスローから裏に抜けた廣瀬が中へクロス、後ろから走り込んできた前澤が押し込み待望の勝ち越しゴールを決める。
83分、FKからフリーになった中嶋が豪快なシュートを放つがバーに阻まれる。
87分、中央のFKのこぼれ球を後ろから上がっていた河津が拾い、左サイドでフリーになっていた廣瀬に横パス、それを廣瀬が左足でアウトにかかった強烈なダイレクトシュートをゴール右隅に叩き込み、ダメ押しの4点目を決め4-2と中大を突き放す。
後半の猛攻で4得点を挙げた専大がそのまま逃げ切り、4-2で勝ち点3を掴みとりました。
序盤は激しいプレスとマークを前になかなか崩し切ることが出来ずにチャンスを伺う間をつかれてカウンターからの失点と厳しい試合展開の中、後半には気持ちが潰れることなく中盤の競り合いを制して一気に攻勢をかけ逆転に繋がったことがチームの大きな自信となることかと思います。
次節は連戦の2戦目、5月2日(金)13:50KO 江戸川区陸上競技場で流通経済大学と対戦致します。
たくさんのご声援、ご来場をお待ちしております。