こんにちは。
3年の杉浦です。
ただ今台風が接近しており、ややビビっております。
また、サッカーを除いた用事がある日に良く雨を呼んでしまうことがあるので、なおさら毎日晴れてくれないかなと無理を願うばかりです。しかしそれでは暑い毎日。世の中良いことの裏では悪いことが起きています。(しみじみ)
はい!
さて、タイトルにもある通り本日は2−6−2の法則について書きます。
2−6−2の法則とは組織や集団において、2割、6割、2割の人間の行動特性や成果が分かれることを示した理論です。
2割の人間が積極的で成果も高い集団
6割の人間が悪くも無く良くも無い平均的な集団
2割の人間が消極的で成果が低い集団
という風に集団において自然発生的に階層が出来るのです。上位2割の人間を集めても、中位6割の人間を集めても、下位2割の人間を集めてもその集団ごとで2−6−2の法則に従って階層化します。
つまり、どんなに優秀な人100人集めても活動をしても
20人は上位集団に、
60人は平均的な集団に
残りの20人は下位集団になります。
この2−6−2の法則は非常に面白く、様々なことに気付かせてくれます。
組織において、2−6−2の法則がありますが、全体のパフォーマンスが一番大事なことです。従って、上位20人だけ強化して結果がついて来ても組織の力が向上したとは言えません。中位60人の力が高まらないと、上位20人の力も高まらないのです。
逆に言うと組織の力を上げる隠されたポイントは下位2割と中位6割にあると考えます。
2−6−2の法則を応用して、組織のパフォーマンスを高める方法をいくつか紹介します。
1.わざと下位2割だけの人間で固めるという方法
消極的な人間だけにすると、自然と上位2割の人間へと変化します。
2.上位に中位の人間を、中位に上位の人間を、下位に中位の人間を…
意識の違う人を異なる階層の環境に投げ込むと、その人間はその階層を“活性化をする”もしくは、“活性化させられる”ことになります。
そうすることで、相乗的に一人一人の力が高まっていくのです。
そのようにして人の配置を変えて、一人一人の意識や能力が高まって、また人の配置を変えて、一人一人の意識や能力が高まって…
と言う風に、組織の力が高まっていくのではないでしょうか。
地球上の一人一人の力が少しずつ向上することで、社会全体のパフォーマンスを高めていくのを想像するとなんだかわくわくするような気がします。