こんにちは。
本日のブログを担当させていただく新3年の村重です。

私はサッカー人生のほとんどをボランチとして戦ってきましたが、大学ではサイドバックをやっています。
中学、高校の元チームメイトにその事を伝えると、「本当に出来るん？」「想像が付かない」などと、やはりボランチのイメージが染み付いており、驚かれるばかりでした。

では何故サイドバックに移行したのか。それは単純にボランチとしての自分の力不足を痛感したからです。

大学に入ってすぐ、ボランチは通用しないかもしれない。
そう感じ始めた時はとにかく苦しかったです。
長年やってきたポジションが否定されるような気持ちは、今でも忘れられません。

それでも自分が上で試合に出るためにどうすればいいのかを常に考えてきました。そして、自分が考え抜いて出した答えが、「サイドバックに移行する」ということでした。

私の武器は両足のキックと、ポゼッションです。この2つを最大限に生かす場所はボランチの他にサイドバック以外ありませんでした。スピードやドリブルがあれば、選択肢はもっと多かったものの、結局は持ち合わせている武器で戦うしかないのです。だから私は、自分の武器が生かせると思ったサイドバックにボランチから主戦場を移しました。

サイドバックとしての私はまだまだ未熟で、今でも分からないことだらけです。守備の仕方やポジション取りなど、学ぶべきことがたくさんあります。上手くいかないことの方が多く、自分に嫌気がさす事も多いです。それでも上に行くには、このポジションで生きていく他ないのです。試行錯誤を繰り返し、同じポジションの人からどんどん良いプレーを盗んで、自分だけのサイドバックを形成していきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。