こんちには。
引退ブログになります。唐澤大地です。
まず、この場を借りて専修大学サッカー部に関わるスタッフ、運営の全ての方々に感謝の気持ちをお伝えしたいです。コロナウイルスが蔓延する状況下で、部活動に勤しむことができたのは、多くの方々のサポートがあってこそだと考えております。本当にありがとうございました。
10月22日のアイリーグ、流通経済大学との試合を最後に専修大学サッカー部を引退しました。
幼稚園から18年間サッカーを続けてきました。これまでのサッカー人生を振り返るとサッカーは色々なことを教えてくれました。
引退ブログでは、思い出と共に感謝の気持ち、サッカーが教えてくれたことを話します。
幼稚園の頃は、2個上の兄の影響でサッカーを始めました。兄がいなかったらサッカーをやっていなかったかもしれません。兄貴ありがとう。
小学生の頃、河川敷で兄と父で3人でサッカーをよくしてました。アジリティとコーンドリブル、ドリブルシュート、最後に一対一をして、負けて泣いての繰り返しだったのを覚えています。兄は2個上で身体も大きく1番最強の敵でした。父はサッカーの経験もない中、練習メニューを決めて、ドリブルからのシュート、大きく上に蹴ってトラップの練習をひたすらやらされていたのを覚えています。今となっては自分の武器がドリブルからのシュートになってるのは本当に嬉しいです。サッカー経験がないのになんであんなに教えるのが上手かったのか今でも不思議です。笑
放課後になると走って家に帰って母にスクールに連れて行ってもらってボールをひたすら追いかけました。あの頃を考えると、母は毎日、車で送迎してくれてスクールも見てくれて、帰ったら夕飯の準備、洗濯、本当に感謝しかないです。本当にありがとう。
たくさんのセレクションを受けて勝ち取ったJリーグの下部組織でのプレーをした中学時代。川崎に住んでいた自分が、町田に毎日電車に乗って自電車で通った3年間は鮮明に覚えています。あの頃から間近でプロのサッカー選手を見ることで親近感が湧きました。ユースに入ってプロになろう。そんな思いを持っていましたが、自分は友達に影響されやすく、友達が高校サッカーに憧れていて一緒に見に行くといつの間にか、ユースではなく高校サッカーにシフトチェンジしていました。笑
軍隊みたいな毎日を過ごして高3で東京代表になり、初めて全国大会に出場した高校時代。高校サッカーを選ぶ際に、人数が多いと出れないかもしれないと考え、試合に早くから出場できて全国を目指せる高校を探した。しかし、入部してみると学年だけで70人近くのメンバーがいて最初はやばいところに来てしまった。そんな想いでした。笑 毎日、外周。フィジカル。きつかったな〜。そんな中、運もあり2年生から試合に出させてもらい、怪我なく毎試合3年の最後まで試合に出続けることができました。2年生の時に西が丘を経験して、3年生では東京の代表になれました。この時に、ユースではなく高校サッカーを選んで良かった。心からそう思えました。高校サッカーありがとう。
今までは経験したことない指揮官がいない環境での大学時代。私が所属したカテゴリーには指導者がいませんでした。学生コーチという形での大学生サッカーでは、高校までは経験できないような環境を過ごすことができました。高校までは、良い思い出ばかりしてきた自分はこの大学サッカーでは何一つ結果を残すことなく終わってしまいました。しかし、高校の時と比べると、周りのレベルは高く、個性が強く、毎日一緒にボールを蹴ることで自分の中でもサッカーへの考え方がどんどん変わりました。高校の時に、このレベルで自分がボールを蹴ることができればもっともっと成長できたのではないかと思います。
心残りなのは、自分の勝負したいポジションで最後の1年間できなかったことです。齋藤出指揮官には自分の練習でのアピールが足りなかったのかなって思っています。笑
今までのサッカーの思い出を振り返ると、めちゃくちゃ楽しいこと、泣くほど嬉しいこと、泣くほど悔しいこと沢山の感情を味わうことができました。
来年から社会人になる私は長いサッカー人生にひとつの区切りをつけることになります。18年間のサッカー人生を振り返ってみると「やっぱりサッカーを続けてきてよかったな」と心から思います。サッカーを通してたくさんの経験をし、たくさんのことを学び、たくさんのものを授かりました。
勝負の楽しさを教えてくれました。勝った時の何にも変えがたい喜びと感動。負けた時の悔しさや喪失感。これは本気で取り組んだ結果の勝敗でないと味わえないと思います。一つのことに長く真剣に向き合う環境を与えてくれたのはサッカーです。
たくさんの人と繋がることができました。同じ目標を目指し、高いレベルで切磋琢磨できる仲間。ピッチ外でも仲良くできる同期に恵まれました。一生の付き合いになるような友達もたくさんできました。
礼儀やマナーを教わりました。小中学生のとき学校では上下関係を教わることなどあまりなく、自分に、挨拶や敬語を教えてくれたのは、高校サッカーの環境でした。今では当たり前に出来ていることも、この頃からの積み重ねがあったからだと感謝しています。サッカーでの活動は学校以上に学ぶことが多かったです。
サッカーは生活の一部であり、私の人格を形成するにあたり大きな影響を与えてくれました。
自分は、この先もサッカーをどんな形でも続けようと思います。自分の中で、高校サッカー、大学サッカーでも思い残すことがたくさんあります。だからこそ、最後までサッカーを続け、自分がやり切った形で終わりたいと思います。社会人サッカーオススメのところあったら教えてください〜!
最後に、両親へ
これまでサッカーを続けさせてくれてありがとう。やりたい事を不自由なくやらせてくれて本当に感謝しています。大学では一人暮らしの選手が多く、みんなを見ていると、食事や洗濯などいつもやってくれてることが、どれだけ大変か分かりました。毎朝、早い中、一緒に起きて自分の見送りをしてくれる母。ありがとう。高校までは試合も毎回応援にきてくれて、大学では、コロナもあり、プレーする姿を多く見せることができなかったけれど、サッカーの報告をして喜んでくれる姿を見ることで精神面でも支えられていました。18年間濃いサッカー人生を送ることが出来ました。本当にありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。