拝啓
気づけば十二年間お世話になりました。ゴールを決めさせてくれて、アシストさせてくれて、最高な仲間達と出会えさせてくれて、貴方には感謝の気持ちしかありません。
一万回くらいかな、いやもっとだと思います。
数えきれないくらい貴方を蹴りました。
それでも貴方は一度も怒らないし嫌がらなかったです。(当たり前か)
そんな貴方のような、強く、ブレることのない、誰にも負けない武器が欲しかったです。
貴方のような無尽蔵なスタミナ欲しかったです。
(タメロ失礼します。)
私は貴方を十二年間掛けたけど、おもちゃのように扱えさせてくれなかった。
そんな甘くなかったね。
もっと、私の想像を遥かに超えた時間を貴方と一緒に過ごすべきだったんだね。
それでも貴方は私に一生忘れることのない多くの感情をくれた.。
私にゴールやアシストというプレゼントも。
全国二位やリーグ優勝といったサプライズまでも用意してくれた。
貴方のおかげで最高な仲間達、宝物と出会えた。
唯一この瞬間、このブログの場を借りて感謝の気持ちを伝えることのできる存在は貴方だけだと思ってます。
12年間お世話になりました。
さようなら、ありがとう。
敬具
ごめんなさい。
感謝の気持ちを書く気なんか、いっさらありません。
今の私の姿で、今までサッカー人生において1秒でも関わった人へ、
「ありがとうございました」
とは、私には言えません。
その言葉聞いて誰が幸せでしょう。
誰も幸せになりません。
「ありがとう」
という言葉を言う時、私は両者ともハッピーであるべきだと考えてます。
「ありがとうございました。今の自分は○○のおかげです。」
と胸張って言える時まで、
自分を貫きます。
行ってきます。
加々美 蓮