12月25日、昨年の準優勝校・中京大学との準決勝は劇的な展開で試合の幕を開ける。
キックオフ僅か30秒ほど、松本のあげたクロスを町田が落としバウンドしたボールを大西が飛び込んでゴールへ押し込み、先制点を挙げる。
その後も大西にボールを集め勢いに乗り専大ペースで進むかと思われたが、中京大の粘り強い守備を前になかなか追加点を挙げることが出来ない。
中京大の堅い守りからのカウンターも鈴木・栗山の両ＣＢが跳ね返し、安定した守備で攻撃を封じる。
拮抗した試合展開を破ったのは、ルーキー仲川だった。
39分、相手の一瞬の隙を見逃さなかった仲川がドリブルで仕掛け強烈なミドルシュートをゴール左端に叩き込み2点目、2-0と中京大を突き放す。
後半追加点は奪えなかったものの、専大らしい圧倒したボール支配を続け、そのまま2-0で前半終了。
後半は開始から専大ペース。
本来の専大らしい早いパスワークや庄司・町田から繰り出される切り替えの早いサイドチェンジで中京大を翻弄、さらに繋ぐサッカーで猛攻をかける。
下田のクロスや北爪・松本のオーバーラップで中京大のゴールに迫るが追加点を挙げることがなかなか出来ない。
途中、中京大のカウンターを何度かくらうが、朴のファインプレーやＤＦ陣の鉄壁の守りでシュートすら許さず、そのまま2-0で試合終了。
中1日という厳しい日程の中の大一番を制し、1月5日の国立競技場での決勝戦への権利を手にしました！
本日も、みぞれが降る寒い中、大勢の皆様が応援に駆け付けて頂きまして本当にありがとうございました。
前半は守備的布陣を敷いてくるであろう中京大を前に専大らしい試合運びを迷う部分もありましたが、後半は追加点こそ奪えなかったものの自分達のサッカー、専大のスタイルを貫けた試合展開だったかと思います。
初出場ながらサッカーをプレーするすべての選手の聖地である国立競技場で戦える、本当に凄いところまでやって来た…という身の引き締まる思いです。
いよいよ、1月5日 14:00KO 国立競技場での決勝戦、明治大学と対戦いたします。
詳細は改めてＨＰ上で再度お知らせいたします。
ぜひ、国立競技場にて奇跡のファイナルステージにたくさんのご声援をお待ちしております。
本日は、たくさんのご声援ありがとうございました。
