トピックス Topics

2012.01.06
その他
全国制覇達成、2011シーズン応援ありがとうございました

2011シーズンは、関東リーグ制覇そして全日本大学選手権制覇と昇格初年度に2冠を達成するという快挙を成し遂げることが出来ました。

 昨日の国立競技場でのインカレ決勝戦を持ちまして今シーズンの全ての日程が 終了いたしました。
 今年1年間、リーグ戦・インカレと本当にたくさんのご声援をありがとうございました。

今年のチームの発足時には、誰もがここまでの結果を予想していなかったかと思います。

初めて関東1部リーグに昇格を果たした2006年度は最下位でシーズンを終え、1部リーグのレベルの高さを突きつけられる結果となりました。
翌年の2部降格を経て、再び1部リーグへの昇格復帰した2008年度は当時黄金世代と呼ばれていた2年生、高山(現ベルマーレ)・藤本(現ジェフ)ら昨年卒業したJ入りしたメンバーを中心にチーム最高位6位を記録。
彼らが3年生を迎え、主将にユニバーシアードのメンバーにも選出された渡部(現・柏レイソル(2011シーズンは栃木SCへレンタル)を擁した2009年は、リーグ戦の台風の目になるのではとシーズン前に目されいたにも関わらず、降格争いから抜けきれず11位、わずか2年で2部へ降格となってしまいました。

ポテンシャルを高く評価されながらも「面白いサッカーをするけど勝ちきれないチーム」「はまる時ははまるが波があるチーム」などと評され、結果に結びつかず苦しんだ時期もありました。

先輩達が驕りを捨てがむしゃらに勝ち取った2部優勝で、再び1部の地へ押し上げてくれた2011シーズン。
環境は変えられない。だからチーム全体の意識改革をとスタートした今年度の春。最初はなかなかうまく機能しませんでした。
しかし、庄司主将を中心とした4年生のリーダーシップに、2,3年生の自覚が芽生え、それに一生懸命についてきた1年生と、皆が同じ気持ちで、同じビジョンで一つの方向へ向いた時、チームは大きく変貌したのです。

「俺は出来る」
自信とは自分を信じること、不可能と思えることも叶えてしまう力になる—-それを身をもって証明してくれたチームだと思っています。

[img]http://senshu-fc.com/uploads/imga6b5acaacccdb56c02bb6.jpg[/img]

また、監督の源平にとっても特別な年でもありました。
ご存知の通り、清水商業高校の出身ですが準々決勝で対戦いたしました同志社大学の望月監督とは清水商時代の同級生でチームメイト、そして準決勝で対戦しました中京大学の西ヶ谷監督は1年後輩にあたります。
同じ時代を共に戦ってきた仲間と時を経て、サッカーを通じてまた全国大会という場で対戦するという感慨深い出来事となりました。
また、同じく旋風を巻き起こしたと言えば大学リーグではありませんが、JFLで2位という大躍進を遂げた長野パルセイロの薩川監督も清水商時代の同級生でチームメイトです。
これもまた、離れていてもずっとサッカーに携わってきた仲間であり、時を経て互いに成長を称えあう事が出来る絆を感じるシーズンとなりました。

サッカーを通じて出来た友情や信頼は生涯かえがえのないものになるはずです。
歳を重ねて、会わない時間が長かったとしても再会した瞬間に、すぐにその時代の気持ちに戻れるようなそんな仲間となるでしょう。
今年一緒に戦った仲間も、またサッカーを通じて将来に新たな場所で再会するきっかけになったり、より広い人脈の手助けになる時があるやもしれません。

4年生はこの決勝戦を持ちまして引退となりますが、この時・この瞬間を忘れることなく誇りと自信を持って社会へ羽ばたいて行って欲しいと思います。

新チームの始動は1月末頃を予定しております。新チームの体制については追ってHP上にてお知らせいたします。
また、恒例の4年生による「卒業メッセージ」は集まり次第、2月頃に掲載させていただきます。

PAGE TOP