11月24日(日)快晴の味の素フィールド西が丘にて最終節、早稲田大学との上位対決の一戦。
試合終了後に閉会式が行われるため24大学が一同に会する中、試合開始。
前半開始早々からロングボールを多用し早大の裏を狙い、早い攻撃を仕掛ける専大。
7分には北爪、下田と続けてシュートを放つも枠の上へ外れる。
速い細かいパスを次々と繋ぎ、奪われても早いプレスで奪い返し相手陣地内での攻撃の時間帯が続く。
専大ペースで試合が進むものの、13分には隙をつかれ左サイドからクロスをあげられ合わせられるが、ボールはバーの上へ。
直後の16分、下田の右へのサイドチェンジから北爪、仲川と繋ぎ、フォローに入った長澤とワンツーで抜け出しシュートを放つが早大GKにキャッチされ得点ならず。
その後も下田から北出と繋ぎ仲川が抜け出しGKと1対1になるが、飛び出したGKに止められ決めきることが出来ない。
圧倒的にボールを支配しながらも組織的なディフェンスで封じる早大を前に、ゴール前まで迫るがなかなかいい形が作れない。
膠着した試合展開が続く。
早大のブロックを前に横パスを回してチャンスを伺うが、一瞬のパスミスからボールを奪われてカウンターから危ない場面も作ってしまうが
GK福島のファインセーブでピンチを免れる。
このまま前半終了かと思われた39分、左サイドを深い位置でえぐった小口が低いクロスをあげ、それに早大DFに前に入った北出が足で合わせて先制点を挙げる。
リズムにのった専大はその後も積極的に早大ゴール前に迫るもののチャンスを作れず1-0で前半終了。
後半、1点ビハインドで迎えた早大は前掛かりで猛攻を仕掛けてくる。
人数をかけてプレス、そこから少ない人数でカウンターを狙う早大、中盤でのセカンドボールの激しい競り合いが続く。
55分、スローインから裏をとられ、右から駆け上がってきたフリーの選手に合わされGKと1対1になるが、GK福島の好セーブで失点を許さない。
ゴールキックから繋ぎ56分には下田が強烈なミドルを放つがバーの上ギリギリをかすめてゴールならず。
その後も、CKから河津が絶妙なタイミングで頭で合わせるもバーを直撃、直後にも下田の裏へのパスに抜け出した仲川が飛び出したGKを抜き、そのままゴールと思われたが流れてしまい、シュートまで繋がらず追加点を奪うことが出来ない。
ロングボールからのカウンターの応酬で早い試合展開が続く中、空いたスペースに縦パスが通りダイレクトシュートを打たれるがゴール右へ流れ救われる。
後半残り時間が少なくなりラフなプレーが増え、お互いのゴール前で混戦となるが両チームとも抜け出してシュートに持っていくことは出来ずにそのまま試合終了。
前半に奪った1点を守りきり、最終節を勝利で飾ることが出来ました。
両チームともインカレ出場も決まり、勝ち点差も開いていたことから順位の変動にも絡まない最終節だったため、モチベーションを保つのが難しい状況とも思われましたが、両チームとも気を緩めることなく、上位対決に相応しい戦いで締めくくることが出来たかと思います。
専大としては専大らしい華麗なパスワークは随所で見れたものの、パスミスが多かったり相手のカウンターへの対応が遅れたりと危ない場面も多く、インカレに向けてまだまだ修正しなくてはならない部分もありますが、無失点で最後の試合を終えられ勝利を掴みとれたことが次へ繋がることとなるでしょう。
今期は前期始まってすぐにCB本名の大怪我から始まり守備陣の怪我が相次ぎ最終ラインが固定出来ないなど、度重なる試練があった1年でした。
その中で苦しみながらも一度も首位の座を明け渡すことなく、最終節まで走り続け優勝を掴みとることが出来ました。
今節を持ちまして2013年度関東大学サッカーリーグ戦の全日程が終了致しました。
たくさんの皆様に会場に足を運んで頂きご声援をありがとうございました。
アルバムUP致しました。戦評は追って掲載いたします。
インカレの日程は別途掲載致します。