専大　1-3        明大
50分　前澤　甲気

3連休の中日、後期リーグが再開して2戦目。今節はイベントデーということもあり、いつもより30分遅い14:20KO。 後期に入り好調な明大と対戦。前節に続き、ケガのGK福島に替わり蔦が今節も先発、ゲームキャプテンは北爪が務める。

前半開始早々から明大の猛攻に早くも押される展開。
前にどんどん蹴り込み早い攻守の切り替え、素早いブロックを組む明大の守備陣に専大は攻撃の形を作れずに苦戦を強いられる。
開始3分には裏をつかれてフリーの選手に右上隅に狙いすましたシュートを打たれるがGK蔦がファインセーブ。
しかし、その後も次々に守備の裏をつかれ6分にはスルーパスに抜け出したフリーの選手がGK蔦と1対1,それを決められ早くも失点。 明大の戦術にはまってしまう。球際の強い明大に対し中盤でのボールの競り合いに苦戦、また厚いブロックを崩し切れず、防戦一方の戦いとなってしまう。 全く攻撃に移れないまま33分、ゴール前の混戦からFKを与えてしまう。それを壁を超えて直接決められ早くも2点を追うことに。 なんとか1点を前半に返したい専大は42分右サイドから高速オーバーラップした北爪がセンタリングを上げゴール前の山川が合わせるが惜しくもゴール右へ流れる。
そのまま前半終了。

2点ビハインドで始まった後半、50分中央の北出がドリブルで持ちあがり右サイドから上がった仲川へスルーパス、ゴール前に走り込んだ前澤に早い横パス、それを前澤がワンタッチで前へ出たGKの後ろへ流し込み待望の1点を返す。
このままリズムを掴み反撃へと思われたが、流れは明大のペースのまま。 崩れたリズムは取り戻せず、パスミスや凡ミスからパスもうまく繋がらずに、思うように明大の守備を崩し切ることが出来ない。
噛み合わない攻守の隙をつかれ突破されゴール前へ何度もボールを運ばれてしまうが、CB萩間とSB北爪がギリギリでセーブ、何とかしのぐも危ない場面が続く。
66分、中央から左サイドの途中出場の佐藤へパス、オーバーラップしてきた小口へ、小口が速いクロスをあげ北出が合わせるも無情にもポストを直撃、こぼれ球に途中出場の長岡が詰めるもゴール右へ流れてしまいチャンスを逃す。 その後も押し込まれる時間帯に守備に割かれる試合展開。77分、中盤でロストしたボールから裏をつかれて空いたスペースから中央から上がってきたフリーの選手に右上へ豪快なシュートを叩き込まれ3点目を決められてしまう。最後まで 諦めずに果敢に攻め上がるものの切替と出足の早い明大ディフェンスにことごとく潰されてしまい、チャンスを作れぬまま試合終了。 痛い敗戦となってしまいました。

前節からのチームの不調の波を払拭しきれぬまま、明大の戦術を崩せずにはまってしまい、選択がことごとく悪い方へ流れてしまう。そして終始攻撃の形をつくれずに終わってしまい、たくさんの問題点と反省点が浮き彫りとなってしまった試合となりました。
下を向いている暇はありません。気持ちを切り替えてチーム内のリズムとペースを取り戻すべく次節までの1週間を頑張ります。

本日はたくさんのご声援を頂きましてありがとうございました。
大勢の皆様に足を運んで頂いたにも関わらず、専大らしいサッカーを出し切ることが出来ずチームとして悔しい思いで一杯です。
勝ち点3を積み上げるべく、チーム一丸となって戦って参ります。

次節は9月21日(日)13:50KO BMW平塚スタジアムにて桐蔭横浜大学と対戦致します。
たくさんのご声援・ご来場をお待ちしております。