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2012.02.13
目黒
普通

こんにちは!
1年の目黒です!
最近、怪我をしてしまい遊びに行けないので、また読書に勤しむ日々が続いています。笑
僕は、基本的に小説しか読みません。そして、今僕がはまっているのは、香月日輪さんの『妖怪アパートの幽雅な日常』という本です。
内容は、主人公が住むことになったアパートが、実は幽霊がたくさん住んでいるところで、そこで、様々な人や幽霊などに出会い、成長していくというものです。
この本は、文字も少なく、内容も面白いのでおすすめです!

そして、この本はただ面白いだけでなく、所々で考えさせられます。
僕が、1番考えさせられたのは
『普通』
という言葉です。
しかし、普通という言葉は、実に曖昧な表現だな、という気がします。
例えば、国が違えばそれぞれ考え方も違うし、同じ日本であっても、その土地特有の風習があったり言語があったりします。
しかし、本人は自分自身がスタンダードだと思っているから、自分が普通だし、他人が特別だと思います。
しかし、その普通でないことに慣れてしまえば、今度はそれが普通になってしまいます。
この本で言えば、幽霊と生活するなんてあり得ないし、そんなものは存在しないと思っていた主人公も、妖怪アパートで生活していくうちに、それが当たり前になってしまいます。

大学でサッカーをやっている人のほとんどは、高校までは試合に出て当たり前だった選手ばかりだと思います。だから、大学に入り試合に出れないことが初めは特別なことだと思います。
しかし、それになれてしまい、試合にでないことが普通になってしまってはいけないと思います。
1年だからとか、学年を言い訳にしてても、気が付いたら4年になってて試合にでれてない、なんてこともあると思います。
人間の適応能力はすごいので、すぐに慣れてしまいます。
慣れることは大事だと思いますが、良くないことには慣れないようにしたいです!

暇なので長くなってしまいました。笑

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