11月17日、味の素スタジアム西競技場にて現在2位の早稲田大学と対戦いたしました。
今節を勝利すると関東リーグ優勝が残り1節を残して決まるため、絶対に負けられない大事な1戦です。
天気は小雨、しかし午後遅くになるにつれ横殴りの雨との予報の中、試合開始。
試合開始から両チームの素早い攻守の切り替えで均衡した展開。
ブロックを作りカウンターを狙う早大、15分を過ぎる早大の速いプレッシャー押し込まれ始める。
20分、中盤でボールを奪われ早大にショートカウンターから先制点を献上してしまう。
失点後は早大の守備ブロックをサイドから崩しにかかる。前澤が強引なドリブルで左サイドを駆け上がると、たまらず相手が前澤を倒しFKを得る。長澤のキックに仲川がなだれ込むも早稲田の守備にはじかれる。
その後もポスト直撃などの惜しいシュートを放つが、得点には結びつかない。
しかし、直後の26分に右サイドの北爪のクロスを大西がヘディングで競り落とし、西が流し込むように押し込んで同点。
同点となってから両チーム決定的な場面を作り出せない膠着した時間帯が続く。
前半終了間際にはお互いにチャンスを迎えるが得点には結びつかない。
このまま前半終了と思われたが、45分に西から大西に楔が入ると走りこんだ長澤が豪快にゴールを決め、逆転に成功。
そのまま2-1で前半終了。
後半開始早々から専大ペース、パスを繋ぎ追加点を狙うがシュートまでには至らない。
次第に雨と風が強くなりスリッピーなピッチの中、決定機が作れないまま、55分に中盤の競り合いに負けその隙を突かれて失点、同点とされてしまう。
ここで専大は西に代え、星野を投入。
得意のパスワークで崩していきたい専大だがなかなか早稲田の強固な8枚のディフェンスを突破できない。
膠着した時間帯が続くかと思われたが、68分早大の守備網を抜け出した仲川の右サイドの高速クロスをファーから「持ってる男」前澤が頭で合わせて勝ち越しゴール、再びリードする。
その後もゴール前でFKを得るとシュートの波状攻撃で早大ゴールに迫るがGKのファインセーブに阻まれ追加点成らず。
追いかける早大は前掛りでショートカウンターを狙うが、ディフェンスラインもGK福島や鈴木主将を中心に集中した守りを見せ得点を許さない。
残り10分、早大は最後の猛攻を仕掛けるが、強い気持ちで集中を切らさずに必死の守りで跳ね返す。
そのまま逃げ切り3-2で勝利。
天王山を勝利で収めると共に、残り一節を残して二年連続の関東大学リーグ優勝を手にすることができました!
同時に2年連続で第61回全日本大学サッカー選手権(インカレ)出場も決まりました。
本日は悪天候の中、会場まで足を運んで頂きまして本当にたくさんのご声援をありがとうございました。
2年前には想像すら出来なかった関東1部リーグの連覇という快挙を成し得ることが出来ました。
インカレ出場枠を巡り熾烈な戦いが繰り広げられた10月末以降、厳しい戦いが続く中、2試合連続でゴールを決めた「持ってる男」前澤選手や西選手、山崎選手など前期には控えだった選手の活躍はチームの躍進に大きな転機をもたらしました。
前期終了間際に同じ勝ち点ながら首位に立って以来、後期に入り苦しい戦いが続いたものの一度も首位を明け渡すことなく、この日を迎えることが出来たこと、チームにとって大きな自信となりました。
この瞬間を病床で心待ちにしておられた八林先生に直接伝えることは残念ながら叶いませんでしたが、今日もピッチの上からきっと選手・部員に強い気持ちで声援を送られていたことかと思います。
次節は今季最終節、11月25日(日)13:50KO 味の素フィールド西が丘にて中央大学と対戦いたします。
最後は勝利で締め優勝を祝いたいと思います!試合終了後には関東リーグ24大学が一同に集い、閉会式が行われます。
各種表彰もありますので、ぜひ会場までお越しください!
たくさんのご声援をお待ちしております。
アルバムUPいたしました。戦評は後程UPいたします。