インカレ準々決勝、九州地区代表・鹿屋体育大学との一戦。
前日夜から激しく降り続く雨と気温5度という冷え込みの中、試合開始。
序盤から激しく攻守の切り替わり、両チーム譲らぬ展開。
すると、2分に仲川、長澤、大西と立て続けにシュートを放つがGKの好セーブに阻まれる。
その後もサイド・中央からゴールに迫り、素早いパスを繋いで専大がペースを握る。
ペースを握る専大だが、強固な全員守備の鹿体大を前になかなか得点には結びつかない。
すると、一瞬の守備の隙に29分にカウンターから中央でミドルシュートを打たれ失点してしまう。
34分には仲川が決定機を僅かに枠を外れる。決定機が何度か訪れるもの全てフィニッシュの精度が悪く枠を捉えることが出来ない。
その後も攻めるが、ブロックを敷かれた相手を前に攻めきれない状況が続き1-1のまま前半終了。
1点ビハインドで前半を折り返した専大、後半開始早々から相手ゴールに迫る。
サイドから引いた相手を攻略しようと試みる。1点リードの鹿体大はベッタリと全員で引いてしまい攻撃の隙を見つけることが出来ない。
その後も強固なブロックを敷き集中した守備を見せる相手に決定機すら作り出せずにパス回しの時間が続く。
専大が攻め、鹿体大が守るという展開が長い時間続く。
残り10分近くとなっても一貫して守りに入る鹿屋体育大を攻め崩すことができない。
パスを回して守備の隙を探り続ける。
ATに突入した91分、クロスのこぼれを萩間が頭で合わせ劇的同点ゴール、土壇場で追いつき延長戦へ望みを繋いだ。
延長戦へ突入してから両チームの攻防が続く。
後半終了間際の同点ゴールで勢いに乗る専大、このまま勝機が専大に傾くかに思われたが延長戦もガッチリと守る相手を前に攻めあぐねる時間が続く。
サイドからクロスを上げ、ゴールを狙う専大。必死の守りでこれを防ぐ鹿体大。
バー直撃シュートなど惜しい場面も決めきれず延長戦も両校無得点のまま、PK戦へ。
福島もビッグセーブで止めるなど健闘したが、専大の6人目が止められPK戦 5-6、あと一歩のところで勝利を引き寄せることが出来ず、
準々決勝敗退となりました。
大変な寒さの悪天候の中、たくさんのご声援を頂きましてありがとうございました。
育友会・校友会・チア部などの皆様も遠い会場まで足を運んで頂きましてありがとうございました。
今年1年のチームの悪い部分が全て凝縮してしまったかのような全く自分達のサッカーを出し切れず、専大らしい試合で試合を終えることが出来なかったことが非常に悔やまれるところですが、この悔しさをバネにまた来季にインカレ出場・国立競技場を目指して頑張ります。
今年1年間、本当にたくさんのご声援・激励のお言葉を頂きましてありがとうございました。
本日をもちまして、2012年度チームは終了いたします。
新年度チーム編成につきましては1月末頃にHP上にてご案内させて頂きます。
応援頂きました皆様、本当にありがとうございました。