前期リーグも残すところ、今節を入れて2節。
北爪が戦線に戻り、前節で負傷交代した本名に替えて河津が1枚下げて萩間とCBを組み、苦手な中央大との一戦に勝利を誓う。
前半開始、試合の入りは悪い流れではなかったが、早くも中大の激しいプレスに攻撃の形が定まらない。
10分を過ぎても拮抗した状態が続き、両チームとも早い切り替えからチャンスを狙うものの決定的なチャンスを作ることが出来ない。
中大にボールを回されてしまう時間帯が続くが、24分にカウンターから北爪が山川へクロスを送るがタイミングが合わない。
再び北爪がオーバーラップ、27分に下田に横パスを送ると中央で受けた下田が左足を振り抜き、カーブがかった強烈ミドルで鮮やかな先制点を決める。
ここからペースを握りたい専大だったが1分後の28分、守備陣の乱れをついて中大にミドルを決められ再び振り出しに戻される。
追加点を奪いたい両チームとの激しい中盤の競り合いからゴール前の混戦、CKが続き激しい展開に。
ゴール前に迫る専大、34分に中大がエリア内でハンドの判定によりPKを獲得。これを下田が落ち着いて決め再びリードを奪う。
パワープレイで押してくる中大を前にGK福島を中心に集中した守備で追加点を許さず、このまま前半終了。
後半開始早々から追加点を重ねて突き放したい専大。
しかし中大は徹底的に中盤のスペースを埋めてくるため,思うようにパスが繋がらず、相手のパワープレイからパスミスを誘発してしまう。
しかし少ないチャンスにも52分、仲川が個人技でエリア内まで持ち込み、ポスト直撃のシュートを放つ。
その後は再びパワープレイに押される時間帯に耐える専大だったが、GK福島を中心にゴールを許さない。
再び膠着した試合展開、お互いにゴール前まで迫るものの体を張った守備に得点を奪えない時間が続く。
残り10分を切った84分、途中出場の稲葉の絶妙なスルーパスに長澤が押し込み3-1と突き放す。
しかし直後の87分、GKのこぼれ球を押し込まれ1点返されてしまう。
足がつる選手も出てきた中大を前に、ここまで耐えてきた専大は怒涛の攻撃を見せる。
90分、85分に途中出場の1年生佐藤遵樹が俊足を生かし左サイドを粘走しクロスを上げると、長澤が体ごと飛び込みダメ押しの4点目、そして1分後、右サイドから仲川が飛び出した中大GKの頭上をフワッとループで浮かして無人のゴールマウスへ5点目を流し込み、ATも攻撃の手を緩めることなく、そのまま試合終了。
シーソーゲームになるかと思われたが終わってみれば苦手な中大を相手に5得点、嬉しい勝利を手にした。
本日もたくさんのご声援をありがとうございました。
フィジカルが強く、パワープレイで押しの強い中大は専大にとって自分達のサッカーをさせてもらえない苦手なチームでした。
試合展開は決して楽なものではなく、パスミスからの自滅やタイミングの悪さなどペースを掴めずに押される時間帯もあり苦しい戦いだったにも関わらず、最後に得点を重ねて勝ちきれたことはチームの大きな自信になることかと思います。
まだまだ反省すべき点もたくさんありますが、一歩一歩修正し、次節への勝利に繋げたいと思います。
次節は5月26日(日)13:50KO BMW平塚スタジアムにて日本体育大学と対戦致します。
前期リーグの最終節です!
たくさんのご声援お待ちしております。
アルバムUP致しました。戦評は後程掲載致します。右側メニューからお入り下さい。