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部員ブログ

2014.08.05
上村侑大
ピンチはチャンス

こんにちは。

今回は自分の怪我について書きたいと思います。

現在私は鼠径周辺部痛(グロインペイン)という怪我を発症しています。

グロインペインの症状は、

・ 立った状態で靴下を履こうと足を挙げた時
・ 地面にしゃがもうとした時、くしゃみや咳をした時
・ 駆け足をした時などに股関節周辺が痛い時

といったものです。これらは軽度の痛みで、他にサッカーでボールを蹴ったときなどに痛みがでます。

発症の原因は筋力、柔軟性の不足。運動時の体の使い方が悪い。体のバランスが悪い。などが主ですが、明確な原因がわからない為に、周辺部痛という名前にして、股関節を総称した怪我として扱われています。

私が最初にこの怪我を発症したのは高校一年生のときでした。

高校生のときはたいした知識もなく、「時間が経てば治るだろう。」という安易な考え方でした。しかし、3ヶ月経っても痛みはひかず、そのまま復帰して2ヶ月後にまた痛めて練習を休むというサイクルを2年間繰り返していました。3年生になり、試合に出るようになってからは、痛み止めの薬やアイシングなどでごまかしごまかし練習や試合を行ってきました。本当のことを言うと高校3年間でサッカーを楽しくやったことは一度もありません。常に痛みが出ないか心配しながらサッカーをしていました。

しかし、ごまかしも大学では通用せず、私は専修に来て1ヶ月でグロインペインを再発しました。自分の弱さに腹が立ちました。最初の頃はすごく落ち込んでいたのですが、サッカー部のトレーナーの方に、「この1年でしっかり治して残りの3年間を不自由なくプレーが出来るように今頑張ろう。」と言われ現在リハビリを頑張っています。骨折は骨がくっつけば治りますが、この怪我はそんな単純なものではありません。まして自分は4年間この怪我をひきずっているので、簡単には治りません。しかし、サッカーで今までお世話になった人に恩返しが出来るよう、まずはしっかりと怪我を治してピッチで活躍できるように頑張りたいと思っています。

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