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部員ブログ

2020.12.23
樋口大輝
誰かのおかげ

アラームが鳴った。
時刻は5:00

30分で支度をしてグラウンドに着く、まだ暗い中、周りを見渡すと選手たちはまだ誰もいない。そこからコーンやマーカーを出してボールに空気を入れて圧を測る。他にもマーカーを置いたり、練習を撮影するビデオを設置する。

練習の準備が整った。
練習が始まる。でも僕はピッチには立っていない。この生活はもう2ヶ月以上は経ったかな、、

そう僕は今怪我をしている。

9月10日に足首の手術をした。この日は僕の誕生日だからボルトを2本プレゼントされた。
こんなにも長い間、離脱をすることになったの初めてで、自分がとてつもなく情けなかった。悔しかった。絶対強くなって戻ってくる。

怪我をしてからは、僕にできることを考えた。それはチームをサポートすること。ピッチ内でなくピッチ外で。
だから誰よりも早く行ってサポートできることをした。

正直ムカついたこともあった。
他にもたくさん準備できる人はいるのに、自分1人で準備することもあったし、澤さんにボールを拾うよう働けと怒られたこともあった。いや確かに働いてた。けど足りない部分もあったしそれに気付かされた。準備を他人任せにすることもできたけど、それが今自分が唯一できることで、それがチームの力になれると思ったから一生懸命サポートした。

自分がこの立場になって、どんな形だろうが陰でチームを支えてくれる人がたくさんいるってことに改めて気付かされた。それはサッカーだけでなくても、共通する部分はたくさんある。

感謝。

これからも続くサッカー人生、支えてくれている人達への感謝を忘れずに、次は『ピッチの上』でチームに貢献したいと思います。

はぁ、4年生ともっとサッカーしたかったぁあ

最後に新型コロナウイルス感染拡大防止、治療にご尽力してくださっている医療従事者の方々、公式戦を開催するにあたり活動してくれている学連や流通経済大学サッカー部の皆様、大学サッカーに関わる全ての方々に感謝申し上げます。

残り1試合専修大学サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

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