新年あけましておめでとうございます。
2022年は大学ラストイヤーということで時の流れの速さに驚いています。これまで三年間の大学生活は入学以前に思い描いていたものとは全然違いました。それはコロナウイルスのせいでしょう。しかし、コロナウイルスだからこそ得た経験もあったりします。コロナがなかったら…とかいうけど、基本人間ってないものねだりなんだろうなと思ってます。
5歳頃からサッカーを続けてきて、毎日が本当にサッカー漬けでした。これまでは「サッカー選手になりたい」という一心でサッカーに夢中でした。そんなサッカーしかなかった自分がいざ大学3年生を迎えて就職という現実にぶち当たりました。サッカーというものがなくなって、初めて大学に入ってからを振り返った時に、自分は本当になんとなく生きてきたなぁ。そんな風に思いました。サッカーも中途半端だし、かといって遊びも中途半端だったなと。何もかも目標なんてなかった。何よりチャレンジする事がなくなったなと思います。
高校までは明確な目標もあったし、無理だろって周りから笑われるくらいの夢があって、いっぱいチャレンジしたし、その分恥ずかしいと思うような失敗もありました。そんな自分が、いつしか目標のハードルをどんどん下げて、失敗したくなくて、チャレンジしなくなりました。というより、全てに対して本気で、全力で取り組めてなかったんだと思います。本気でやれないのは、失敗するのが怖いから。全力でやらないのは、失敗した時、自分が傷付かずに済むから。何よりも失敗するのを恐れるようになっていたんだと思う。そうしてどんどん自信がなくなって、いつしか未来に卑屈な自分になっていました。「なんとなく生きてきた」その原因はこれなんだと思いました。
全力でやるからこそ、失敗はするし、本気でやるからこそ楽しい。本気だから悩むし、全力だから落ち込む。大抵の事は失敗しても取り返しが付く。失敗がないのは、チャレンジしてないから。だからむしろ、失敗したらポジティブに捉えていいと思います。失敗して傷つくということは、傷の大きさの分だけ、それほど全力でチャレンジしたということ。今の自分は皮肉にも、失敗した事がないのだと思います。大学に入ってから悔しかった事が思い出せないくらい、チャレンジしてなかったと思う。失敗はかっこいいし、何もダサくない。なぜなら、失敗すれば次に進めるから。もう一度、一つ一つのことに対して本気になろうと思う。
今年はラストイヤーで、サッカーではチャンピオンシップに行きたいし、就職も自分の第一希望のところに行きたいです。もしそれが失敗に終わっても、「失敗」と思えるように、全力で本気でこれからを生きます。
今年もよろしくお願いします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。