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部員ブログ

2023.11.28
山本乾太
出会い

こんにちは!本日ブログを担当する山本乾太です!

24日から倉田をトップバッターに着々と進んでいる引退ブログを楽しく読みながら、自分の引退ブログを書いています。亮佑は毎回良いブログを書くので、その後に書くのはかなりハードルが高いです。一夜漬けのテスト勉強をしたり、課題をギリギリまで手をつけない私ですが、決して今回のブログはやっつけ仕事で終わらしたわけではなく、今の素直な気持ちを書きたかった為、前日に引退ブログを書いているのでご安心下さい。

幼稚園から始めたサッカー人生を振り返ってみると、沢山書きたいことがあり、まとまったブログにはなりませんでした。今までの先輩方のブログを読んできて、自分はどんな詩的なことを言おうか、どんな感動する文章を書こうかなどと考えた事もありましたが、そんなブログは今の私に書くことはできませんでした。綺麗な文書にしようかなとも考えたのですが、それだと想いが伝わらないなと思ったので、私が感じたことを私なりの言葉で文章にしてみました。

私のサッカー人生において大きな影響を与えた出会について書いてみようと思います。前振りが長くなりましたが、ここからが本題ですので、是非最後まで読んでもらえると幸いです!

一つ目は、デルピエロ(当時ユベントス)・とんねるず大好きの父と4歳年上の兄との出会いです。この出会いは、私の人生を彩って来たサッカーとの出会いでもあります。家族である父・兄との出会いと言うと少しおかしいかも知れませんが、私の中の『サッカー』を作り上げてくれたのは確実にこの2人だと断言できます。

私が小学生の頃所属していた、なかのSCでコーチをしていた父には、サッカーの楽しさを教えてもらえた(厳しくて泣いたこともあったけどね)。小学校を卒業し、中学・高校と進学してからは、足りていない用具はないかと気にかけてくれたり、日程が合う時は必ず試合を観に来てくれたりと、全ての面でサポートしてもらった(最寄りの駅から帰る車の中で試合内容について話す時間は私にとってすごく楽しかったりもした)。意図したわけではないが、父の大好きなとんねるずの卒業校である帝京高校に進学することになった。その頃から、「父へ恩返し」という気持ちが強くなったように感じる。そんな事もあり、どうしてもカナリア軍団として全国大会に出場したかったが、その夢は叶わなかった。プロになるという夢も叶わなかったけど、本気で取り組んだ19年間のサッカー人生だった(恩は返せたかな?(笑)楽しんでもらえてたら嬉しいです)。

私にとって兄はどんなサッカー選手よりも”スター選手”である。4歳年上の兄は憧れの選手であり、超えたい目標でもあった。「FWで点取り屋でエース」ずっと追い続けてきた理想像そのものだった。そして、それはサッカー以外でも変わらなかった。徒競走で一位になる姿に憧れ、自然と人が周りに集まってくる人間性に憧れ、人を笑わせるユーモアに憧れた。だからこそ、「くんちゃん(兄の愛称)の弟」と言われると嬉しかった。結果的に兄よりサッカーを長く続けることになったが、兄を超えられる選手になったかはわからない。いや、肩は並べたな。これからも、お手本にし続けるので、わがままな弟をよろしく。

二つ目は、FC東京u-15むさしとの出会いである。父と兄との出会いがサッカーとの出会いだとしたら、この出会いは「山本乾太」という一人の選手との出会いである。ここまで聞くとすごく良い出会いのように感じるかもしれないが、この出会いは最初は私にとって言葉を選ばずに言うと「最悪」だった。小学生の頃、様々な選抜にも選ばれぶいぶい言わせていた私だったが、周りのレベルの高さにすぐに伸びた鼻を折られた。間違いなく私が1番下手な選手だった。その事実が次第に劣等感に変わり、大好きなサッカーが怖くなった。これを乗り越えるのには、実力をつけることが1番だったが、1番難しいことでもあった。そんな時、転機となったのが鎖骨骨折だった。骨折して良かったと言うのは少し変だが、このサッカーをやらなくて良い期間があったことで、気持ちの整理と化け物のようなチームメイトに勝負することのできる強みを発見することができた。そこから、下手な私ができることは『努力』し続けることだった。そのおかげで、2年生の頃から徐々に出場時間が伸び、私の中のモヤモヤも無くなった。ここまで頑張れたのは、見離さずに指導してくださったコーチ達のおかげだが、その中でも強く心に残っているのが唐島コーチ(GKコーチ)の言葉である。この言葉はサッカー人生において大きな原動力となった。以下はその言葉の画像です(現在も実家の壁に貼ってあります)。

拙い文章で長々と書いているので、読み疲れている方も多いと思いますが、もう少々お付き合いください!!!

三つ目の出会いは、仲間との出会いです。一番べたな事かも知れませんが、一緒に楽しさ、嬉しさ、悔しさ、苦しさを味わった仲間は私にとってかけがえの無いものです。そんな今までの仲間に言いたいことは一つです。

「ありがとう、これからもよろしく!!!!!」

専修大学4年生へ

コロナの影響もあって、満足に練習をすることができない事も多々あったけど、この4年間を楽しく、そして「やっぱりサッカーって楽しな」と改めて思うことができたのは君たちのおかげです。まーーじで感謝してます。誘われても腰の重い私ですが、沢山遊びに誘ってくれよな!

後輩たちへ

そんなに歳の変わらない自分から言えることは少ないけど、これまでで感じたことは、「自分の強みは見えにくい」「才能はあまり関係ない」ってことかな。サッカー以外でもそうかも知れない。好きなことは原動力になるし、好きで長く続けられる人が常に先頭を走ってるように思う。今熱くなれることをとことん追求していこう。失敗してもどうにかなるもんだよ。

思っていた事も書けたし、そろそろ終わろうかなと思ったのですが、1番感謝しなきゃいけない人いるので最後はその人への感謝で終わろうかなと思います!

母へ

いつもお弁当を作ってくれてありがとう!毎朝4時59分の電車に乗って朝練に行ってた時も朝ご飯とお弁当を作って持たせてくれてありがとう!練習が終わり、21時・22時に帰って来ても温かいご飯を作って待っていてくれてありがとう!応援に来てくれてありがとう!お父さん同様、19年間のサッカー人生を楽しんでもらえてたら嬉しいかな!(涙もろい母なのでこれを読む頃には泣いていると思いますが)世話のかかる息子ですがこれからもよろしく!

長く拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました!!!!!

これまで関わってくださった方々には感謝しかありません。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

今後も引き続き専修大学サッカー部の応援の程よろしくお願いします!!!!!

P.S. もちろんおじいちゃんおばあちゃんもBIG LOVE

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