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部員ブログ

2018.11.26
木山 琴音
感謝とみんなへ。

――――「琴音はさ、サッカー好き?」
 
 
そんな言葉を投げかけられた3年前と同じ会場で、一昨日引退が決まりました。
こんばんは。4年マネージャーの木山琴音です。
表向きには、これが私のマネージャーとして最後の仕事になると思います。
まとまりのない文章になるかもしれませんが、お時間のある時に目を通していただけたら幸いです。
 
 
冒頭にある言葉は、3年前のリーグ戦で帰りのバスに控室から向かう際に一緒に歩いていた当時の4年生からの言葉です。
その先輩は専大のサッカー部ではエース番号の代名詞ともいえる背番号7をつけていた選手でした。
そんな先輩がなぜ当時1年生だった私に某サッカー漫画を連想させるような問いかけをしたのかは真意はいまだにわかりませんが、私がサッカーが好きと答えたとき「そっかあ、よかった」と言っていたなあと一昨日の試合終わりに思い出しました。
 
 
さて、4年間を振り返ってみるとたくさんのことがあり、書きたくても書ききれないほどですが、大学サッカーの、しかもトップレベルの環境に関わることができてよかったと思っています。
前回のブログでも少しお話したように、マネージャーをやめた方がいいのかなと思ったという回数がゼロではありません。
他大学のマネージャーさんのようにトレーナーとしての役割や医療に関する専門の知識があるわけでもない、先代のマネージャーさんの真似をするのもちがう、じゃあチームに対して自分にできることはなんだろうかという葛藤といつも戦っていました。
それでも4年間続けることができたのは、支えてくださった方々の存在があったからです。
 
 
自由にやりたいと思ったことにチャレンジさせてくれた家族や、これから社会で生きていくうえで必要な基礎の話をしてくださった源平監督、チャンピオンスポーツに携わってきた経験談や日常の話をたくさんしてくださった岩渕コーチ、OBとして指導や助言をしてくださった東コーチ、試合で声をかけてくださる専大サッカーのサポーターや選手のご家族の方、大学サッカーの骨の髄である学連、いつも会場に足を運び熱い瞬間を切りとってくださる専大スポーツ編集部、専大の体育会を支える体育事務課の方々など一部を思い返すだけでも様々な方々に支えられているなと改めて思います。
 
 
なかでも、私自身は部員のみんなが頑張っている姿が、私の頑張るエネルギーになっていました。
同期のみんなは個性豊かで、プライドを各々持っていて、個々の色がなかなか混ざり合わなくて、大変な時もあったけれど、みんなの代のマネージャーができて今は本当に良かったと思っています。
Iリーグはリーグ戦が重なり観られず最後にようやく観られた試合のB1の団結力には驚きました。
A(A2)チームに在籍していたメンバーの存在はチームとして誰よりも心強かったです。ありがとう。
 
 
そして、大学でのサッカーに必死に食らいついていく1年生、よく「琴音さん」と絡んできてくれる2年生、専大をチームとしてどうしていくか真剣に考えてくれている3年生たちで新たな強い専大の歴史をつくってくれることを期待しています。
真央マネージャーには私が就職活動や卒業論文などで部活動にどうしても参加できないとき代わりに仕事をしてくれたり、学年差も気にならないくらいにたくさん話ができたり感謝しています。真央マネージャーのコミュニケーション能力や人懐っこさは才能だと思っています。残り2年間応援しています。
 
 
後輩のみんなへ。
誰からも「愛される」チームを築いていってください。
みんながサッカーが今できている環境は当たり前ではありません。
見える見えないに関わらず、その環境をつくってくれている人がいます。
その存在に気づいたとき、感謝の気持ちを持ってほしいです。
その気持ちがあれば、きっと行動が変わると思います。
「愛される」チームになった専大を観られるように願っています。
 
 
最後に、長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございました。
これからも、専修大学体育会サッカー部の応援宜しくお願い致します。
専修大学体育会サッカー部が大好きです。

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