延期になった前節より中3日、昨日までの涼しさから一転、夏のような暑さの中、BMW平塚スタジアムにて順天堂大学と対戦。
専大は前々節で河津、前節で小口が負傷と守備陣に怪我人が相次ぎ、今節に2人とも不在とまたしても不安要素を抱える中で新たに冨田、飯田が最終ラインを任されることとなった。

前半開始から15分まで両チームとの慎重な試合運び。
中盤を厚くして守る順大の空いたスペースを狙うべく専大は中盤からボールを回しチャンスを狙う。
しかし人数をかけて徹底的にマークする順大の守備を前に、ボールは保持するもののなかなか攻撃のいい形を作ることが出来ず拮抗した時間が続く。
専大はピッチを大きく使ったワイドな攻めから揺さぶりをかけ、順大の中盤を走らせて空いたスペースを狙いに行く。
徐々にペースを掴み始める。
28分には後藤が前澤とのワンツーで崩しシュート、これはポスト直撃で得点ならず。
膠着していた流れが変わった直後の34分、仲川がDFをかわしてキープ、中央で受けた長澤がためを作り右サイドの北爪へ展開。
そのままスピードにのって突破した北爪が右足を振り抜いて右隅に豪快なシュートを叩き込み、先制点を挙げる。
終了間際の危ない時間帯、カウンターを狙う順大に押し込まれる場面もあったが集中した守備で失点を許さない。
そのまま1-0でリードし前半が終了。

後半立ち上がりも専大がボールを保持し、相手陣内での時間帯が続く。
48分、後藤のクロスに前澤が頭で合わせるもバーの上。
カウンター狙いの順大は1人残し、徹底的に人数をかけて守る姿勢は変わらず、専大は細かいパスを回し順大の分厚い中盤を崩しにかかる。
55分、星野が右に大きく開き、右深くオーバーラップした北爪があげた低く速いクロスに前澤が飛び込んで押し込み、追加点を挙げ2-0とする。
メンバーを交代して前懸りで来る順大に対し、守備陣も粘り強く対応し順大の攻撃の芽を潰していく。。
ここでもう１点を決めたい専大、中盤で細かいパスで組み立てながらチャンスを伺うが、ラストパスがいい形で入らずゴールになかなか結び付かない。
順大のCKのチャンスが何度か続いた後、74分左からのクロスを甘いクリアから相手選手に当たり、隣のフリー選手にパスを出され対応追いつかない間にコースを突くミドルを打たれて失点、2-1とされる。
82分、相手のクリアを星野が拾い、長澤にスルーパスが通りミドルを放つもゴール左へ。
攻撃と守備が速い展開で入れ替わる気の抜けない展開の中、中盤の隙をついて順大にミドルを打たれるも守備陣が体を張ってゴールを防ぐ。
危ない時間帯も守備陣が守りきり、2-1で試合終了。

ボールを圧倒的に支配しながら、数あるチャンスを決めきれない部分もありましたが、中3日と暑い中での試合と厳しい状況ながら勝ち点3をもぎ取ることが出来ました。
前期から相次ぐケガ人になかなか安定したメンバーで守備を固められない中も、今節は萩間を中心に冨田・飯田が奮闘。
また守備を牽引してきた右SB北爪が今節1GOAL1アシストと大活躍、本日のベストヒーローに選出されました。

アルバムＵＰいたしました。戦評は後程ＵＰ致します。
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