後期リーグも折り返し今節を含めてあと7節。
前節で負傷した萩間、U-20で海外遠征中のGK福島の2人は今節不在、しかしケガのため長期離脱していた河津、前澤、前節病欠だった下田も復帰、今節も3-4-3の攻撃的布陣で前期リーグで敗戦を喫した流経大撃破を狙う。
前半開始からお互いに前へ前へと激しく競り合う試合展開に。
専大は流経大の高いDFラインの裏へ仲川、前澤が走りこみ早い展開での攻撃を仕掛ける。
開始3分には下田から裏へ走り込んだ仲川がゴール前まで持ち込み長澤へパス、シュートを放つもののGK正面でキャッチされる。
流経大はロングボールを主体にカウンターを狙う展開、21分には守備のスペースを抜かれシュートを打たれるも枠の上へ。
専大守備陣は戻ってきた河津が中心となり落ち着いて対応、中盤以上の選手はラインをあげ下田・星野を中心にピッチをワイドに使ってパスを散らしてチャンスを狙う。
30分左サイドから展開、小口が1対1で相手DFをかわしてセンタリング、長澤が1人かわし落ち着いて先制ゴールを決めると、6分後に前澤と仲川がワンツーで抜け出し、相手DFを仲川がひきつけ空いたスペースにラストパス、そこへ前澤が走り込み追加点を決める。
パスを大きく散らし相手を走らせて空いてきたスペースからピッチを大きく使い逆サイドへ展開、専大ペースのまま2-0のリードで前半終了。
後半開始から流経大は前からのプレスを強め、チーム全体で前掛かりで仕掛けてくる。
パワープレイで押してくる流経大に中盤でのファウルぎりぎりの激しいぶつかり合いが続くが、前半よりさらにラインをあげてきた流経大の空いたスペースへ次々と素早いパスを通し、ゴール前へ迫る。
57分、左サイドで抜け出した仲川が長澤へつなぎそのままシュートを放つもGK正面。
直後の61分、右サイドから抜け出した仲川から長澤へ繋ぎ、左サイドを駆け上がってきた小口へ早い横パス、それを冷静にゴール右隅に沈め3-0とする。
後がない流経大はセカンドボールを拾うとすぐにロングボール、ゴール前の混戦で粘ることから得点を狙いシュートを放つも全てGK奥山がキャッチ、得点を許さない。
徐々に流経大の足が止まり始め、中盤もバラつきプレスが遅くなってきたところを専大は速いショートパスを繋いで流経大守備を崩していく。
いい形でゴール前へ持ち込む回数も増え、ワンサイドゲームの様相へ。
71分、星野からのスルーパスを仲川がそのままシュート、一度は相手GKに弾かれるものの途中出場の佐野が逆サイドから詰めてゴールを決め、4-0とする。
その後も再三の波状攻撃で流経大ゴールに迫るものの、流経大も体を張った守備で最後のところで防がれてしまい、その後はゴールにはつながらず4-0で試合終了。
前節で萩間が負傷交代とまたしても守備陣にケガというアクシデントもあり厳しい試合展開も予想されたものの、戻ってきた河津を中心に中村侑人、篠崎が抜群の安定感をもたらし、結果的に攻撃陣がラインをあげて攻撃に専念出来たことが大きな勝因であったかもしれません。
後期に入り、苦しい戦いが続いてきた専大。
しかし、今節は専大らしいサッカーで、なおかつ無失点で勝利出来たことは残りの6節への大きなモチベーションへ繋がることかと思います。
本日も遠い会場にも関わらず、たくさんのご声援をありがとうございました。
次節は10月19日(土)13:50KO 古河市サッカー場にて慶応義塾大学と対戦いたします。
次節も再び茨城、遠い会場になりますが、残り6節、目の離せない戦いが続きます。
皆様のたくさんのご声援お待ちしております!
アルバムUP致しました。戦評は追って掲載いたします。
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