こんにちは。
二年の田村亮太です。

普段は全然本を読まないのですが、面白そうだったので買った本について書きます。
本のタイトルは「サイドアタッカー」です。日本史上最高のサイドアタッカーと言われる金田喜稔さんの書いた本で、ドリブルのテクニック、フィジカル、メンタル、戦術等について書いてあります。

この本の中で金田さんは日本のサイドの選手にはシンプルに1対1の勝負を仕掛けられる選手が少なく、ボールを持って仕掛ける場面でサイドバックの上がりを待っていたり、パスコースばかり探している選手を見ているとイライラすると言っていました。
「確かにドリブルを仕掛けて一対一でボールを失えば完全にその人の責任になる。けれど、自分の責任で局面を崩す意思が必要。」という言葉が一番印象に残りました。期待とか責任とか色々背負って世界の舞台でドリブルを仕掛けている選手達はすごいと改めて思いました。

また、金田さんは自分がサイドでボールを持って一対一の状況になっているのに味方のサイドバックが上がって来たら「これからドリブル仕掛けんのに、お前が俺を追い越したらスペースがなくなるだろ！邪魔するな！」と怒っていたそうです。

他にも面白いことがたくさん書いてあるので、興味があれば是非読んでみて下さい。