本日のブログを担当します、新3年の倉谷です。

今日で東日本大震災から7年が経ちます。
7年前、僕はまだ中学一年生で、地元石川ではちょうど卒業式が行われていました。
石川は軽く揺れを感じる程度でしたが、家に帰りテレビを付けると、そこに写っていたのは揺れで倒壊した建物、津波で流される家や車、高台で救助を待ち続ける被災地の方々の映像でした。
実感が湧きませんでした。目を疑いました。
「これは本当に今、日本で起きていることなのか？」

速報で次々と死亡した人や負傷者が報道されていきました。
結果的に、この震災で犠牲となった人の数は2万2千人以上に上り、7年が経った今も、7万3千人もの人々が避難生活を強いられています。

震災が起こってから半年後、当時のクラブチームの遠征で被災地へ訪れる機会がありました。
そこで私が目にしたのは、瓦礫の山があちこちにあるだけの、だだっ広い荒野のような街でした。
見渡す限り建物が無く、数十台のトラックとショベルカーが瓦礫の収集、撤去作業を行うだけの奇妙な光景。
私は、この現実を実際に目の当たりにした時、初めて多くの方が犠牲になったこと、犠牲となった方にはそれを悲しんでいる家族や友人がいたこと、人はいつ死ぬか分からないことを実感しました。

それと同時に、この気持ちを絶対に忘れたくないと思いました。

今日は3月11日。

私たちにできることは限られてはいますが、募金などを通じて、被災された方々に貢献できる方法は沢山あります。

そして、私が考える一番大切なことは、7年前の今日を「忘れないこと」だと思います。

このブログを読んでくださった方には、少しでもいいので、7年前の今日、東日本大地震が起こってしまったことを思い出していただき、今自分が生きていることが、決して当たり前ではないことを感じて頂きたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。