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2019.09.16
柳田健太郎
モチベーションを上げるためには

こんにちは。

 

3年の柳田健太郎です。

 

 

いきなりですが、皆さんに質問です。

 

あなたは今、モチベーションはありますか?

また、モチベーションにしているものはなんですか?

 

人によって様々あると思いますが、モチベーションに共通していることは目標があるということです。

 

そもそもモチベーションとは、人が目標に向かって行動を起こし、それを続ける心の力のことを言います。

 

例えば、痩せるために食事制限をしたり身体を鍛えた経験はありませんか?

 

痩せたいという気持ちが強ければ強いほど、心に力が入ります。そして、行動に移せたり継続することができます。

 

しかし、ダイエットはしんどいと思ったり、私は無理だと考えてしまうと、気持ちは下がってしまいます。

 

このように行動を続けるためには、目標を達成したいという気持ちをどれだけ継続できるかがモチベーションに関わってきます。

 

 

では、モチベーションを上げるためには、モチベーションを維持するためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

 

私は、『難しいけど可能な目標を立てる』ことがモチベーションを上げる一つの要因だと考えます。

 

そして、難しいけど可能な目標を立てるためには目標を具体的にすることが大切だと思います。なぜなら、目標を立てないことやモチベーションを無くすような目標を立てることは、無気力状態を生み出してしまうと思うからです。

 

 

難しいけど可能で具体的な目標を立てたことでモチベーションが上がった実験があります。

 

ある木材の運送業者の積荷状況を調査したところ、法律で定められた最大積載量の約60%の量しか積んでいないことがわかりました。

そこで、積載量は上限の94%にするようにと具体的な数字を示してみました。すると9ヶ月後、木材は最大積載量の90%まで積まれるようになりました。

 

つまりこの実験で、人は求められた以上のことをしない傾向がありますが、具体的で、難しすぎず、受け入れられるレベルの目標を提示されると、やる気を出すということがわかりました。

 

運送業者の場合は「もっと荷物を積んでください」と言われるよりも、「最大積載量の94%まで積んでください」と言われた方が、具体的で難しいけど可能だと感じられたちめモチベーションが上がりました。

 

同じように私たちも、例えばシュートが上手くなるために毎日シュート練習の本数を増やそうと決めるよりも、1日最低10本シュート練習をしようと決めた方が、工夫のしがいがあり、モチベーションも上がりやすいと思います。

 

 

手を伸ばせばなんとか届きそうな目標を立てることができると、人は無意識のうちに選択肢を増やします。

そして、選択肢が増えれば増えるほど「できれば、やりたくない」という気持ちから「できることがあるのに、なにもしないのはもったいない」という気持ちに切り替わると思います。

 

ですので、今、モチベーションがあまりないという人は、まず目標を立てること。目標はあるがなかなかモチベーションが上がらない方は感覚的にやっていることを具体的な数字に変えることでモチベーションは上がり、自分が立てた目標を達成できるのではないでしょうか。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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