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部員ブログ

2020.11.26
大木 恵太朗
クロッカス

皆さんこんにちは。

4年の大木恵太朗です。

今回が最後のブログとなりました。

 

今回は最後ということで、サッカー部に入った時からの心境の移り変わり等を振り返りながら書いていこうと思います。

拙い文章ですが、よかったら読んでいって下さい。

 

僕は大学でサッカーを続けることに決めた理由は2つあり、一つが高校の時にお世話になったGKコーチに恩返しをするため。二つ目がGKコーチになるために、レベルの高いサッカーを選手として学ぶ為でした。

 

この目標を掲げて入部した僕は自分で言うのもなんですが、かなりギラギラしていたと思います。

 

1年生の頃は大学サッカーのレベルについていくことに必死でたくさん努力もしたし、希望に満ち溢れてた。純粋に目標に向かって走り続けてました。

 

ただ2年生になると、だんだんと慣れが生じてきて、気の緩みから様々な問題を起こしてチームに迷惑をかけました。

ただ、それでもGKコーチになりたいという夢は変わらず持ち続け、GK練習のメニューを考えて、練習を任せてもらっていました。

 

3年になって少し就活を視野に入れるようになりました。元々教員になって顧問としてGKコーチをやりたいと考えてはいたのですが、社会人を経験してから教員になるという事にも興味がありました。そこで、社会人の方の話や現場の教員の方の話を聞く機会をたくさん作りました。そこで、自分の気持ちに変化と気づきが生まれました。

 

自分は今、サッカーに対する熱量が落ちてきている。この熱量で本当にGKコーチとしてサッカーに携わって良いのだろうか。

 

僕は3年生の間ずっとそれを悩んできました。

 

そして出した結論は、サッカーは大学でしっかり区切りをつけて、社会人として働いたのちに教員として子供と向き合いたい、というものでした。

 

サッカー部に入った頃の目標とは全く違う道を選択する事になりましたが、それはこの4年間での実体験や出会った人間に影響されたからです。

 

良くも悪くも人を変えるのは環境と出会う人間だと思います。

 

僕はこの大学生活でその両方を味わいました。そこで失ったものもありますし、後悔もあります。ただ得たものもあるし、学びもありました。

 

ここで後輩達にメッセージ。

大学に入ると自由が増えるとともに責任も増えます。20を超えて自分でできる事も増えて、大人になったと勘違いしてしまうことは分かります。

だけど、社会で何年、何十年と働いてきた人達からしたら僕も君達もまだまだケツの青い鼻垂れ坊主です。

判断に迷ったらまずは身近な信頼できる大人・友人に相談する事が1番。親でも恩師でも親友でも誰でもいいから抱え込んで自分だけで解決しようとしない事。これまでサッカーしかしてこなかった奴が考えられるキャパなんて限られてるんだから色んな人の頭を借りて、一緒に答えを出していってください。

 

そして、お母さんへ

母子家庭で姉ちゃんもいる中、小学校2年生からサッカーをやらせてくれて、中学の頃には遠征費を稼ぐ為に、夜もアルバイトをしてまで続けさせてくれたことは今でも感謝してもしきれません。これからの人生あとどれぐらいあなたが生きるかは分かりませんが、出来る限りの親孝行をしていきます。

あなたの息子である事が私の誇りです。

自慢の母親です。

本当にありがとう。これからもよろしく。

まとまりのない文章でしたが、書きたい事は書けたので僕的には満足です。

自己満足ですみません。

最後に、僕のサッカー人生に関わってくれた全ての方に対して最大限の感謝を込めて。

 

15年間本当にありがとうございました。

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