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部員ブログ

2020.12.16
塚田匡壮
後悔のないように

こんにちは。
4年副将の塚田匡壮です。

まずはじめに、新型コロナウイルス感染拡大という状況において、サッカーができているのは医療従事者の皆様や関東大学サッカー連盟、各大学の関係者様を始めとする関わって下さっている皆様のご尽力があってこそです。
この場を借りて、御礼申し上げます。
こうした社会情勢の中でも好きなサッカーをさせて頂いていることは本当に幸せなことだと痛感しております。

さて、最後のブログ担当ということで引退をテーマに書こうと思っていたのですが、まだシーズンは終わらないのでやめておきます。
そこで、このブログで私が伝えたいことは「後悔をしないよう生きる」ということです。
人生は選択の連続だと思います。細かく言えば、サッカーのワンプレーもその選択の一つだと考えています。
そうした選択が積み重なって結果に、そして人生になると思っています。

それを感じたのは高校3年の時です。
ある公式戦で私は指を脱臼し、次の練習から離脱しました。
その怪我から復帰をした時には後輩にポジションを奪われていました。
今でも当時のことを後悔しています。
強い痛みでしたが、我慢してプレーするという選択をしていれば、試合に出続けていたのではないかと。(怪我をしながらもプレーすることが良いどうかは別問題ですが。)
この経験からこれからの人生では後悔しない選択をしようと決心しました。

今年の年明けから、稀に、膝に違和感を感じることがありました。
練習試合で良いプレーが出来ず、天皇杯予選が近づき、試合に出られるのかという焦りを感じていました。
その時、私はプレーを続けるという選択をしました。
その結果、外側半月板損傷という怪我で手術することになりました。
それからはやっとの思いで復帰した天皇杯予選で負け、それ以来試合に絡むことができなくなりました。

怪我により沢山の方々にご迷惑とご心配をお掛けしたので、言うことが憚られるのですが、私はプレーを続けるという選択をして、現在に至ることに対して後悔はしていません。(違和感の段階で病院へ行かなかったことは反省しています。)
選択の時、プレーを続けないことで至る結果は後悔すると感じたからです。

ある日の練習後、冨山から「クニって前向きに練習やってるよな。」と言われました。
本来はネガティブな性格である自分ですが、副将に任されたこともあり、試合に絡めず悔しく辛くても無理矢理ポジティブに思考を変えて、取り組んできました。
それも後悔がないからこそできていることだと思います。

ここまで読んでくださった皆様には是非とも自信を持って後悔しない選択をして頂きたいと思います。後悔しない選択をできれば、結果がどうであれ、その先はポジティブに進んでいけるはずです。
私は関東リーグの残り3節、そしてこれから先も後悔しない選択を続けて、ポジティブに生きていきます。

最後になりますが、専修大学体育会サッカー部を通じて関わって下さった皆様、本当にありがとうございました。
今、チームは残留に向けて、全員がチームのために全力で取り組んでいます。
今後とも専修大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

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