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部員ブログ

2022.12.11
亀田翼
今年の振り返りと来年に向けて

202221日、チームの練習がスタートした。今シーズンの初めは、私たちのホームグラウンドである専修大学生田北グラウンドが改修工事という事もあり、三菱養和調布グラウンドをお借りしての練習だった。Bチームには、昨年まで松本山雅FCでコーチをされていた西ヶ谷隆之さんが来てくださり観てくれることになった。がやさんがチームに来てくださって、チームを組織してくれる大人がいて、サッカーと社会に対する知見が広がる日々は自分にとってとても充実していた。Jリーグで長年監督を務められて、とても経験があるのにも関わらず、決して上からではなく、自分達と同じ目線でコミュニケーションを取り続けてくれた。だからこそ、Bチームのみんなはオープンマインドで取り組み続けることができた。しかし、そんな日々は長くは続かなかった。424日の練習後に、とあるチームの監督になるということが伝えられた。このように急な動きがあるのがサッカー界であるし、プロフェッショナルの指導者にはこのようなことがあるのだということを知り、学んだ。そして監督として就任するチームがシンガポール代表であると、翌日ニュースを通して知った。短い期間ではあったけれども、このBチームに、サッカー観そして主体的に動く力が身についた。がやさん本当にありがとうございました!

がやさんがチームから離れてからは遠藤太一(3年)がチームをまとめてくれるようになった。練習を毎日考え、前日に次の日は、どのような取り組みをするのかを伝え続けてくれた。とにかく試行錯誤の毎日で、チームの責任は「俺が背負う」と遠藤は言い続けた。一生懸命取り組み、チームを引っ張り続けた太一を本当にリスペクトする。Bチームの皆んなは「自分がこのチームを変える」をテーマに取り組み続けた。本当によくやったと思う。自分自身もチームに対して何ができるか考え、動画を撮りYouTubeに動画をアップロードし、フィードバックできる機会を設けるようにした。毎試合Twitterにマッチーデープログラムをアップするなど自分達の価値を自分達で高めていこうという取り組んだ。116日、首位チームであるエブリサ藤沢ユナイテッドと対戦。相手チームには、専修サッカー部でご活躍をされた岸晃司選手をはじめ、Jリーグでご活躍された選手が沢山いて、とても強いチームだった。有観客試合で100人近くの人達が、試合を観にきてくれた。試合は1-3で敗戦。昇格は無くなってしまった。ものすごく悔しかった。それは大事な試合に向けて良い取り組みをして最高の準備をしてきたから。負けから得られることもあるが、勝たなければ何も意味がないと強く感じた。

本当に今シーズンは学びの連続だった。試合前メンバー表を作り、マッチーミーティングを試合前に行い、レフリーの方々やグラウンド等の代金準備、試合結果報告書を書くなど、ピッチ外で作業をして、今まで沢山の人に支えられてサッカーができていたのだということを強く感じたし、本当に学ばせてもらった。練習試合も相手チームの方と話し合って、組ませてもらって、試合ができるのは当たり前ではないということを知った。前述のように、エブリサ藤沢ユナイテッドとの有観客試合で100人近くの人達が、試合を観にきてくれた。トップチームのリーグ戦も、Iリーグも有観客試合が出来ない中で、大学に入ってからコロナの影響もあり無観客試合しかなかった。だから、あれだけのお客さんの前でプレーできたことは、自分にとって幸せだった。

改めて、家族そして自分の周囲にいる人のおかげでサッカーができている事、日々生きることができる事に心から感謝します。本当にありがとうございます。

来シーズンの目標は、とにかく与えられた環境下で試合に出て勝つ事!自分に能力がないことは更々理解している。ただそんなの関係ない。勝てばいい!自分がプレーしているGKというポジションは、試合中後ろを向かない前向きなポジション、だからこそこの言葉を力に前向きに取り組んでいく。とにかくなり振り構わず、チャレンジし続ける。トップチームが苦しい時に救える選手になる。常に前向きに取り組み続ける。今まで自分のサッカー人生そして人生に関わってくれた人に、勝利という結果を残すことで感謝を表現する。練習も試合も自分のチームが勝つ!

2022年、私と関わってくださった皆様ありがとうございます。2023年も宜しくお願い致します。

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