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部員ブログ

2023.01.19
小森匠真
自分の歩幅で生きていく

こんにちは!今回ブログを担当させていただきます。小森です。
よろしくお願いします。今回は昨シーズンの総括をしたいと思います。

2022シーズンは悔しい経験をしながらも成長できたシーズンだったかなと思います。結果としてBチームは昇格できませんでした。頑張っていれば結果はついてくるものなのかなと思っていましたがそんなことはありませんでした。3年生を中心にこれまでにないくらいよくまとまっていました。僕がこれまでサッカーを続けてきて1番好きなチームでした!きっと誰もが「このチームで昇格したい」と思っていたはずです。まったく手の届かない位置じゃなくて掴みかけてた「昇格」の2文字。あともう少しで掴めないのがサッカーの厳しいところなのかなと痛感させられました。思い返せばチーム全体で練習の遅刻だったり試合当日のマーカーやビブスの忘れ物など詰めが甘いところが要所要所であったなと思います。特に中心になってチームを引っ張ってくれた、翼君、太一君、力丸君、試合に出れない中でも雰囲気を盛り上げて全力でサポートしてくれた、彪君、亮佑君、乾太君、敦君にチームとして結果で恩返しができず申し訳ないです。だからこそ約束します。今シーズンは「チームのために」体を張って声を出して闘うことを。

個人としてはあまり試合に出ることができませんでした。怪我が重なったりでなかなか調子が上がらず試合に出場できた時間は短かったです。10分でもどんなに短い時間でも「チームの勝利のために」徹してきたつもりでした。チームが勝つためなら途中出場でも任された役割を徹しました。いや、きっとそう思って自分を正当化したかったんでしょう。大丈夫、チームの勝利のために、チームのためだから…。でも、自分はなかなか現実を受け入れられませんでした。もっと試合に出たいのにな、俺ならこうしたのにな。そんなダサくてかっこ悪い、たらればを試合に出ないでベンチで考えていたら、試合が終わっていた日もありました。迷走し、路頭に迷ってフィジークでもやろうかと考えた時期もありました。

それでもちゃんと、リーグ戦終盤は調子が上がってスタメンで出ることが増えました。どんなときも継続してきた筋トレの効果かもしれませんが、他のスポーツから得られることはないのかと勉強を始めました。まず、バレーボールや自転車競技などいろいろなスポーツを見るようになりました。バレーボール選手がなぜあんなにも高く飛べるのか。アメフト選手はあんなに大きいのになぜ早く走れるのか。YouTubeで調べたり、答えのないものは英語のよく分からない論文や研究データを調べながら読んだりしました。他にも運動生理学や栄養学も好きで勉強しました。サッカーをはじめ、どのスポーツも体の一部だけでやる動作はなく、常に動きの連続です。どのようなものを食べたらどのような効果が得られるのか。サプリメント一つ一つの効果なども調べたりもしてみました。これらは誰かにやれと言われた訳ではなく自分で好きで始めました。毎日頑張ってやるのではなく、勉強したくないなら全く触れないし、勉強したくなったらすれば良いというスタンスで今でも勉強しています。無理に頑張って向き合いすぎてそのことを嫌いになるくらいなら、少しだけ頑張って地道に続けた方が僕は良いと思っています。だからお前は甘いし緩いんだ!って言われそうですね笑。

話は変わりますが先日、成人式に出席させていただきました。久しぶりに会う友達はみんな素敵な大人になっていて全員がかっこよくも可愛くも見えました。自分だけあまり変わってないかも?と少し焦りましたが、話をしたり食事をすればみんな変わってなくて安心すると共にほっこりしました。大学で共にスポーツを頑張っている人。社会に出て一生懸命働いている人。大学で勉強を頑張っている人。それぞれ場所は違えど頑張っているのは同じなんだなと気づかされました。みんなと当時の懐かしい思い出話や近況報告などの話をしていると必ず、「大学でもサッカー続けてるんでしょ?サッカー頑張って!」と言われました。全然有名でもない自分を気にかけてくれていて、嬉しい気持ちと改めて頑張らなくちゃと思わされました。

最後になりますが今年は自分にとって難しい年になると思っています。3年目はなかなか上手くいかないと聞きますし、現在も少しながら進めていますが、就職活動も本格的に始めなくてはいけません。幼き頃の夢や思い描いていた理想から一気に現実を見せられる日がくることもあると思います。それでも、2023年は自分の好きな言葉である「motivation for you to go beyond your present standard」をモットーに頑張ります!

引き続きこれからも専修大学サッカー部の応援をよろしくお願いします!

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